eBay輸出で自由気ままに過ごしています。
今回のテーマは「2023年最新版!売り上げアップ!Trafficを見て分析しよう!」です。
eBayで出品、販売を行っていると、必ずと言っていいほどぶつかる壁。
その壁とは、「売上問題です」
花子さんと太郎さんもどうやら売り上げ問題にぶつかっているようです。
花子さんのように他の人とと比べちゃったり、太郎さんのように視野を広げてみようと試みたり、どちらの気持ちも痛いほどわかります。
もしも、読者の皆さんは、この「売り上げ問題」にぶつかったときどうしますか?
まあ、ずっと売り上げが伸び続けさせる方が難しいから大丈夫だよ。さっきも言ったけどみんなぶつかる壁だからね!売り上げが伸びなくなった、極端に下がったとなると必ず何か原因が隠れている可能性があるんだ。
つまり、その原因を突き止めて改善し、売り上げを伸ばすことができるということです。
今回は、考えられる3つの原因と対処法、eBay「Seller Hub」の「Traffic(トラフィック)」を分析すれば細かな原因を突き止めることができますので一緒に紹介していきます。
まだ設定していない人は下記のURLからお願いします!
「Seller Hub」URL:https://www.ebay.com/sh/ovw
Contents
考えられる4つの原因
先ほど、eBay「Seller Hub」の、「Traffic(トラフィック)」を分析すれば細かな原因を突き止めることができるとお伝えしましたが、その前に次の4つが当てはまっていないか確認しましょう。
- セラーレベルが「Bellow Standard(標準以下)」
- しばらく新規出品をしていない
- 商品を重複して出品している
- 時期的な問題
セラーレベルが「Bellow Standard(標準以下)」
皆さんは、自分のセラーレベルを確認したことはありますか?
「My eBay」→「Selling」→「Seller Hub」ページにいき、下の方へスクロールしていくと左側に「Seller level」という項目があります。
赤く囲っているところが現在のセラーレベルです。
eBayでは3種類のセラーレベルが存在します。
- Top Rated Seller(トップ)
- Above Standard(標準)
- Below Standard(標準以下)
登録したての頃は、全員「Above Standard」スタートですが、バイヤー側からのクレームに対して適切に対応していない件数が一定数を超えるとセラーレベルが「Below Standard(標準以下)」になります。
もちろん、太郎さんの言っていることも起こります。
しかし、それだけではないんです…!
まず、落札手数料が4%アップでしょ?
それとベストマッチの検索順位(SEO)から極端に落とされる、あとリミットアップ(出品数などの制限解除)できない…。
もしも現在、「Below Standard」の人は次の対策をしてください。
対策方法
まず、eBayでは3か月の猶予が与えられます。
セラーレベルがなぜ落ちてしまったのかは、ダッシュボードで確認できますので必ず確認をして原因を見つけて改善しましょう。
猶予期間の間にアカウントを回復できれば「Above Standard」に戻ることができます。
だからセラーレベルが下がったとしても今できることを一生懸命やっていこ!
しばらく新規出品していない
eBayでは、しばらく運営していないアカウントはベストマッチの検索順位(SEO)から落とされてしまいます。
特に新規出品を一定期間していないと上位表示されにくくなりますので売り上げが落ちる原因になります。
常に…までとは言いませんが新規出品をしていない期間を長くしすぎないように心がけましょう。
対策方法
副業としてeBayをされている方の中には、本業が忙しくてなかなかリサーチや出品作業をする時間がないという方もいらっしゃるかもしれません。
無理は禁物ですが、これだけでもかなりの時間が短縮されますので参考にされてみてください。
外注化も視野にいれましょう。
外注費を支払うことになりますが、時間にゆとりができますし、できた時間で他のことが出来ますので、事業を展開していく…なんてことも可能です。
商品を重複して出品している
出品数が多くなってくると、商品を重複して出品する可能性が高くなってきます。
意図的ではないにしろ重複出品をすることでバイヤー側が本当に買いたいもの、欲しいものが探せない状態です。
eBayでは同一アカウントで同じ商品を2つ以上出品しているとベストマッチの検索順位(SEO)を落とし、検索に引っかからないようにペナルティが課されますので注意してください。
対策方法
「注意してください」とはいいましたが、出品数が1000、2000品になってくると把握するのがかなり厳しいですよね。
現在、自分のアカウントで重複している商品がないか検索できるんだ!
Duplicate Listing Scanner for eBay items
使い方はとっても簡単です。
①のSeller Nameのところには自分のIDを入れます。
②のeBay Siteのところには自分の販売している国を選択しましょう。
Get Itemsをクリックすると重複している商品が出てきます。
もし、商品が出てきたらENDボタンをクリックして片方の商品を取り下げましょう。
時期的な問題
どうしても、売り上げが上がりやすい時期、上がりにくい時期というのが存在します。
繁忙期だった分、落ち着いたときに尚更、売り上げ低下が目に入ってしまうかもしれませんが、きちんとeBayで運用していれば特に心配することはありません。
対策
時期的なもので売り上げが下がっているのであれば…。
- 出品・リサーチ作業
- ストア整理
- 外注さんの育成など
「Traffic(トラフィック)」を分析してみよう
先ほど紹介した原因に当てはまった人はもちろんですが、当てはまらなかった人は「Traffic(トラフィック)」を分析して細かな原因を突き止めましょう。
まず、「Seller Hub」から「Performance」をクリックします。
次に「Traffic」をクリックします。
赤枠のところでTrafficデータを表示するか期間を設定しましょう。
すると、こんな感じで5つのデータが出てきましたか?
それぞれの%の数値は、指定した期間が直近の同一期間に比べて変動した割合を表しているよ。
緑色ならば、増加しているから実行した行動がが良い方向に効果が出ているということだね。
逆に赤色は、減少してしまっているから、やり方を見直す必要があるということ。
つまり僕は改善の余地あり!伸びしろしかないってことだね!
この数値を読めるようになると今自分には何が足りないのか、どんなことを改善していけば売り上げにつながっていくのかが分かるようになります!
ひとつずつ解説していくので安心してくださいね。
impressions
こちらは検索結果に自分の商品が表示された数を表しています。
この画像では「3,291,872回」検索結果に表示されたってことがわかりますね。
もう少し、詳細を知りたい方は、下へスクロールするとグラフを見ることができます。
- Organic impressions(赤枠)
通常の検索結果で表示された割合。
- Promoted impressions(緑枠)
プロモーテッドリスティング(広告)で検索結果に表示された割合。
- Top 20 search spot impressions(黄色枠)
検索結果の上位20位以内に表示された割合。
- Rest of search spot impressions(青枠)
検索結果の上位20位以降の表示された割合。
- Non-search impressions(紫枠)
検索結果以外のSimilar Sponsoredなど類似のおすすめ商品として表示された割合。
バイヤーが商品検索をする際、価格並び替えやベストマッチなどの並び替えを行いますが、こういった並び替えやページ移動の際に再表示された数も含まれています。
検索結果に表示されないんだから売り上げにかなり響いてくるよね…。
先ほど紹介した4つの原因に当てはまらないのであれば、Promoted listing(広告)を活用しながら検索結果に表示されるように改善するのもおすすめです。
Promoted listing(広告)の上手な活用法が記載されている関連記事を紹介するね。
Page views
Page viewsというのは、検索結果から実際に商品ページをクリックされた数になります。
eBayからは「12,730回」External site(外部リンク)から「1,569回」クリックされていることがこの画像からわかります。
先ほど、検索結果に自分の商品が表示さえた数が「3,291,872回」に対して「14,299回」商品ページがクリックされているということですね。
その証拠が、こちら。
これは、「Page views」から「Impressions」で割った「クリック平均回数」です。
考えられる原因は次の通りです。
- 商品価格が最安値ではない。
- 価格が高すぎる
- Top Rated Seller(トップ)のセラーが同じ商品を売っている(自分のセラーレベルが標準、または標準以下の場合)
- 画像が分かりづらい(魅力的ではない)
- タイトルの付け方
などがあげられます。
自分が出品している商品の現在の相場を確認したり、商品画像やタイトル変えてみてグラフに変化があるか数日かけて確認をしましょう。
Top Rated Seller(トップ)を目指すのはもちろんですが少し時間がかかるので、今すぐできることから行っていきましょうね。
Quantity sold
Page viewsでクリックされて実際に購入まで至った回数です。
これまでの画像をまとめると、1月16日現在、「3,291,872回」検索結果に表示され「14,299回」商品ページがクリックされた中、「452回」しか購入されなかったということ
商品ページがクリックされたのにも関わらず、購入までに至らないのはなぜでしょうか。
思っていた商品じゃなかったとか、ライバルセラーがリサーチでクリックしたなど様々な要因が考えられますが、「価格」や「画像選定」「商品説明欄」を改善していくといいでしょう。
応用編:商品個別ごとに分析をする
Trafficの一番下までスクロールをしていくと、商品個別ごとの数値を確認することが出来ます。
検索されているということは、それだけ需要のある商品かもしれませんし、逆に数が少なければ需要がないのか、あるいはその他に原因があるのか更に詳しく分析することができます。
原因を追究し、仮説を立てて、立証するのは正直面倒ですし、全てが上手くいくわけではありません。しかし、その経験は今後、必ず力になっていきます。
はじめのころは、難しいかもしれませんが、わからなくなった時は、こちらの記事を参考にして頂ければ嬉しいです。
まとめ
今回は売り上げが下がってしまった時の原因の見つけ方と「Traffic(トラフィック)」の分析の仕方について紹介しました。
商品を売る仕事についていれば必ずぶつかる「売り上げ問題」の壁。
せっかく売り上げがあがってきたのにと思う人や、全然売れないという人も、必ず何か原因が隠れています。
その原因をいち早く見つけ改善していくことで、時間はかかるかもしれませんが、結果はでてきますので、今回紹介したことをぜひ参考にしてみてくださいね。
やってみたいけど、一人じゃできるか不安、なかなか一歩が踏み出せない…など、人の数だけ悩みや不安があると思います。
少しでも興味をもって頂けた方、ご連絡いただいた方から、優先的にメッセージを返させていただきますので、気になる方はLINEやTwitterから質問だけでもお気軽にどうぞ!