まだ、コンサルに入って間もない方、初心者の方から「商品の送り方や送料がわからない」との質問を頂きました。
分からなくて当たり前なんだけどね!
皆同じこと、最初は思うよね!
そこで今回は、商品別の送料や、発送方法の種類を紹介しますので、一緒に学んでいきましょう。
Contents
事前に覚えておいてほしいこと
まず、最初に初心者の方に覚えておいてほしいことがあります。
2023年1月現在、コロナの影響で、日本郵便に関しては発送方法に制限がかかるなど月単位で変更されており、不安定な状況が続いています。それにより、クーリエ(DHLやFedex)と契約する人も増えているのも事実です。
クーリエの場合は安定した配送サービスを提供してくれますが、日本郵便を利用する場合、毎月のチェックを欠かさず行っておきましょう。
これから、カード系、本や雑誌、その他の商品それぞれの送料や発送方法を紹介します。
カード系の送料と送り方
カード系というのは、トレカやポストカードなど封筒に入るサイズの商品を指します。
これらを送る方法として日本郵便で定型(定形外)郵便で送る方法です。
あまり、大きな声では言えないのですが、正規の送り方ではなく、グレーゾーンに近い方法です。
しかし、eBayでトレカを販売しているセラーのほとんどはこの方法で発送しています。
メリット:送料が安く済む、カード系は人気カテゴリーで回転率がいい。
デメリット:追跡を付けないと何かトラブルが起こっても、証拠が残らないので不利になりやすい。
追跡がないのを利用して「届いていない」と嘘をつくバイヤーに遭遇する。
送料
送料は以下の通りになります。
アメリカやヨーロッパ宛だと25gまでなら110円、50gまでなら190円。
アジア宛だともう少し安くなり、25gまで90円、50gまで160円となっています。
追跡を付ける場合は+410円かかります。
国によっては、日本国外に出てしまうと追跡が更新されない場合があります。(つまり追跡の意味がなくなる)これは、毎月、国によって変わっていきます。先月できていたのに今月からできなくなった、というケースがありますので、気を付けてチェックしてください。
すると、国別の差出可否が表示されます。
例えば、アメリカだったら2023年1月現在SAL便を使って発送することはできません。
このような表示画面になりと思います。
追跡番号がきちんと反映されるか確認したい場合はもう少し下へスクロールしていきます。
「通常郵便物」の「追跡の可否」の項目をご覧ください。
航空便、SAL便ともに「試験通信」と記載されています。これはどういう意味かというと「テスト期間中」という意味で、同じアメリカでも場所によっては追跡が反映されるところもあれば、逆にされない場所があるということです。
上記画像はオーストラリアの差出可否です。
「追跡の可否」を確認するとどちらとも「×」になっていますね。
これは日本郵便で追跡を付けて発送しても国外になると追跡が反映されなくなってしまいます。
追跡が国外でも反映される場合は「〇」と記載されていますので覚えておきましょう。
発送方法
海外への手紙の書き方は以下よりアクセスしてください。
発送方法は、国内で手紙を書くときと同じで、追跡なしなら切手を貼ってポスト投函。
追跡付きなら郵便局の窓口で手続きを行います。
追跡で発送する場合は「Registered」と書きましょう。
住所を書くときは日本語表記と逆になるので注意してください。
本や雑誌の送料と送り方
漫画や雑誌などを送る場合は日本郵便の「印刷物(Printed matter)」で発送する方法があります。
- 学校の生徒間で交換される手紙・はがき(関係学校長の仲介によって差し出すものに限ります。)
- 学校が生徒に送付する通信教育の教材および学生の日課物(課業に直接関係のない事項を記載したものを除きます。)
- 著作物または新聞紙の原稿
- 手書きした楽譜
- フォトコピー
- コンピューター印字機またはタイプライターによるプリントであって、2部以上同時に差し出されるもの
- 布地に印刷したもの(クリスマスカード・カレンダー)
- 手帳・日記帳(ただし、記入を目的としないページの印刷部分が、表紙・裏表紙を含めて全体の半分以上のもの)
- 用紙類(ただし、各種の調査用紙、申請用紙や報告用して書き込みのないもの)
- 遊技用カード(トランプなど)・・・プラスチック製も可
- メロディー付クリスマスカードなど
参照:日本郵便ホームページより
https://www.post.japanpost.jp/int/service/pm_definition.html
少しややこしいですが、本や雑誌は印刷物の部類に入りますのでご安心を。
印刷物のメリットとデメリットは以下のとおり。
メリット:定型(定形外)郵便やDHL・Fedexより安く発送できる。
デメリット:2023年1月現在、追跡での発送ができない。ヨーロッパに印刷物が送れない。
印刷物は5㎏まで対応しているのでまとめて送るときなどに便利な方法です。
商品の到着はカードの時と同じで2週間~1ヶ月ほどかかります。
送料
印刷物で送れるかは、まず、以下のページにアクセスしてください。
この表を見ると、アメリカやカナダへは印刷物を送ることができますが、書留(追跡)を付けることが出来ません。もう少しスクロールしていくと、イギリス、ドイツ、フランス宛を確認することができます。
印刷物は「×」となっているため、イギリス、ドイツ、フランスへは印刷物として送ることができませんので注意が必要です。
固定電話:0120-23-28-86
携帯電話:0570-046-666
発送方法
印刷物として送るときは、郵便窓口で行います。
あて名の書き方などは関連記事に記載されています。
ポイントは必ず、封をせずに中身が確認できるかたちで窓口に持っていきましょう。
その他の送料と発送方法
カードや本・雑誌以外の発送方法はDHLやFedexがあります。
DHLやFedexは個人で契約しないと利用できませんが、Fedexに関しては、契約をしていなくてもeBayのelogiというツールを使うことで利用することができます。
DHLとの契約方法やelogiの使いかたに関しては関連記事をご覧ください。
メリットとしては以下の通りです。
メリット:安定した配送サービスを行ってくれる。商品の到着が早い。
デメリット:送料が高い
日本郵便では、コロナの影響で配送サービスに制限がかかってしまい、不安定な状況ですが、クーリエなどは、安定した配送サービスを提供してくれます(戦争などの例外は除く)。
また、商品の到着までに5日~7日と早く、バイヤーの満足度にも影響があることは確か。
安く契約できても最低は2500円ほどかかるよ。
コロナ前であれば、日本郵便のeパケットという方法などで小物を送ることができました。しかし、2023年1月時点では取り扱いの再開の目途はたっていません。少しでも安く発送したい場合は、発送代行サービスと契約する、ヤマト国際便を使うなど工夫する必要があります。
発送方法
DHLの発送方法は以下の関連記事内で詳しく解説しています。
その他にもHIROGETEというツールを使った発送方法もあります。
こちらを利用すると簡単にラベル発行ができるので活用してください。
まとめ
今回は、カード系、本・雑誌、その他の商品の送料や発送方法について紹介しました。
始めたばかりの方は、どの商品をどのくらいの送料で発送できるか、どう送ればいいのか、わからないことがたくさんあるかと思いますが、この記事を参考にして頂けると嬉しいです。