eBay輸出をしながら自由気ままな生活を送っています。
今回のテーマは「eBay輸出で還付金を申請しよう」です。
花子さんや太郎さんのような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
この記事を最後まで読んで頂ければ、eBay輸出の還付金申請に関して悩むことは一切なくなり、より多くの利益を手に入れることができます!
Contents
消費税還付とは?
簡単に説明すると消費税還付金とは、納付しすぎた消費税分が返金される仕組みのこと。
- 消費税は日本国内の商品やサービスに対して課税される税金のこと。
- その消費税を負担するのは消費者(バイヤー)ですが、海外の消費者であるため消費税が発生しない。
しかし、私たちは商品を仕入れる際、消費税を支払って購入していますよね。
実際に、国税庁でのHPでも紹介されていますのでご確認ください。
消費税は、日本国内の消費にかかる税金であるため、国外で消費される商品やサービスは、課税対象となりません。これを輸出免税といいます。海外へ向けて販売する商品やサービス以外にも、国際輸送、国際郵便や国際電話も、輸出免税の対象として認められています。
eBay輸出で還付金を受け取れる人の3つの条件とは
消費税還付を受けるには、一定の条件をクリアしていないと受け取れません。
- 消費税課税事業者であること
- 原則課税方式を選択していること
- 還付申請書類を提出していること
それぞれ詳しく説明します。
消費税課税事業者であること
消費税課税事業者とは、課税売上高が1,000万円を超えている事業者を指します。
- 法人:事業年度の前々事業年度
※新設法人は、資本金が1,000万円以上であれば課税事業者として認めらる。 - 個人事業者:前々年の暦年の売上高
こちらが対象になります。
しかし、売上高が1,000万円未満の場合は「免税事業者」に該当するため、還付金を受け取りたい場合は「消費税課税事業者選択届出手続き」を行わなければいけません。
必要な手続き
課税事業者は、「消費税課税事業者届出書」を作成し、所轄の税務署長に提出すればOK!
消費税課税事業者届出書(基準期間用)(PDFファイル/274KB)
原則課税方式を選択していること
原則課税方式とは、「売上に含まれる消費税額」から「仕入れや経費に含まれる消費税額」を差し引いた金額を、消費税として納める方法です。
もし、簡易選択肢を選択していると、消費税還付を受け取れないため注意しましょう。
還付申請書類を提出していること
所轄の税務署長に還付申請書類を提出しなければなりません。
- 課税期間に対応する確定申告書
- 仕入控除税額に関する明細書
- 課税売上割合・控除対象仕入税額等の計算書
- 輸出許可書
輸出許可書はDHLやFedexに申請すればもらえます。
郵便局で発送している場合は、発送ラベルを保存しておきましょう。
申請の期限
- 法人:課税期間の末日の翌日から2カ月以内
- 個人事業主:課税期間の翌年3月末日まで
この期限内に申請しないと、丸々1年分の消費税還付が受け取れません。
eBay輸出で還付金を受け取る方法
消費税還付を受け取る最善の方法は、書類を集めて税理士さんに依頼をするのが良いでしょう。
というのも、先述で紹介した「eBay輸出で還付金を受け取れる人の3つの条件とは」では様々な書類を提出しないといけないことが分かりました。
- 自分ですべての工程を行うには、時間や手間がかかること
- 税務署でマークされたときに自分で対応できないこと
税金のことはその道のプロにまかせて、その分eBayの作業に集中しましょう。
税理士の探し方
結論からいうと、かなり時間がかかる場合もあるので余裕をもって探し始めた方が良いです。
というのも、すぐに見つかる方もいらっしゃいますが以下の理由で見つからない人もいます。
- 地方住みで近くに消費税還付に詳しい税理士がいない
- 時期によっては、繁忙期で断られることがある(1月~3月は特に)
- 自分に合う税理士を見つけても定員に達しているため断られた(あるいは定員が空くまで待つ)
税理士によって顧問料もピンキリです。
なので、売り上げが安定していない場合はあまりおすすめしません。税理士に依頼する場合は、eBayの仕入れ目安が25万円を超えたあたりからが良いでしょう。
eBay輸出に詳しく、顧問料もリーズナブルな税理士はどうしても問い合わせが殺到するため、ベストタイミングで依頼できたときは本当にラッキーです。
ほとんどの方が、税理士探しで苦戦するので、早い時期から色々な税理士と会って自分に合う方を見つけましょう。
還付金の対象と受け取れる時期
還付金の対象となるものは、仕入れに使ったお金以外にもたくさん種類があります。
損をしないためにも、還付金の対象となるものをしっかりと把握しておきましょう。
- 商品の仕入れ代金の消費税
- 商品の発送を行うために必要な経費(梱包材や、発送に関わる料金)
- eBayに支払った代金に含まれている消費税
仕入れ代金だけではなく経費も対象になるので、領収書や納品書などは日頃から大事に保管するようにしておきましょう。
還付金を受け取れるタイミング
申請した還付金について、、いつごろ還付されるのか、どれくらいの頻度で受け取れるのか気になりますよね。
- 年に1度
- 3ヶ月に1回
- 毎月
基本的には、年に1度となっていますが、物販ではキャッシュフローが非常に大切になってくるので、3ヶ月に一度申請を出すことをオススメします。
そうすることでキャッシュにも余裕を持つことができ、より有利にeBay輸出を行うことが出来ます。
ただし、税理士さんによっては3ヶ月に1回、毎月の申告時に別途費用がかかる場合もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
還付金を受け取るために私たちが行うこと
税理士に依頼した後、私たちが行うことは以下です。
- eBayで販売したものを記帳しておく
- 輸出に関する領収書は全て取っておく
- 税理士に言われたことを実行する
それぞれ解説します。
eBayで販売したものを記帳しておく
- 販売した日付
- 販売した商品名と価格
- 仕入れ価格
- 送料
- 発送方法
これらを毎日記帳しましょう。
輸出に関する領収書は全て取っておく
仕入れ代金だけではなく経費も対象になるので、領収書や納品書などは必ず取っておいてください。
もし紛失してしまうと、還付金対象外になります。
税理士に言われたことを実行する
税理士と契約した後、その都度「○○を準備してください」と指示されます。
これは税理士によって利用している会計ソフトが異なっていたり、書類の提出方法も様々なので指示に従って行ってください。
まとめ
- 消費税還付とは?:払いすぎた消費税、余分に支払った消費税を取り戻すこと。
- eBay輸出で還付金を受け取れる人、条件とは:個人事業主、法人関わらず課税業者であること。
- eBay輸出で還付金を受け取る方法:自分で申請をする方法もあるが、税理士さんに依頼するのがおすすめ(仕入れが25万円を超えたあたり)。
- 還付金を受け取るために私たちが行うこと:売り上げ表を記帳、領収書などは全て取っておく。税理士に言われたことを実行する。
これで消費税還付に関しては完璧です。
eBay輸出をするなら、還付金を受け取らない理由はありません。
それくらいメリットがあります。
条件を満たしているのであれば、早めに手続きを済ませてしまい、ガッツリ還付金を受け取ってしまいましょう!
ありがたいことにたくさんの方からご連絡、ご相談を頂き本当に感謝しかありません!
やってみたいけど、一人じゃできるか不安、なかなか一歩が踏み出せない…など、人の数だけ悩みや不安がある方、一生懸命サポートさせていただきたいと思っております。
少しでも興味をもって頂けた方、ご連絡いただいた方から優先的にメッセージを返させていただきますので、気になる方はLINEやTwitterから質問だけでもお気軽にどうぞ!