eBay輸出をしながら自由気ままに過ごしています。
今回紹介するのは「private listing」についてです。
- 最近、商品が売れなくなったな
- 同じ商品を出品しているセラーが多くなったな
もしかすると、ライバルセラーから相乗りされているかもしれません。
私たちも、ライバルセラーの商品を参考にすることもあるため、お互い様ではありますが「どうしてもライバルセラーに知られたくない商品」がある場合、便利な機能です。
簡単に設定もでき、すぐに設定できるのでぜひ参考にしてみてください。
Contents
「private listing(プライベートリスティング)」とは?
「private listing」とは、簡単に説明するとバイヤーの身元を匿名のままにしたい場合に使用するオプションのことです。
先ほども説明しましたが、販売した商品と価格を他のライバルセラーに知られたくない場合にあえて「private listing」にしているセラーもたくさんいます。
では実際の表示を見てみましょう。
セラーの評価をクリックして見てみると…何がいくらで売れたのかが分かりますね。
これが「private listing」を設定していない場合です。
ではこれを「private listing」で設定して出品するとどうなるでしょうか。
先ほどとは違い、どんな商品がいくらで売れたのか全く情報がありません。
赤丸で「private」と記載されているのが「private listing」で設定している証になります。
private listingのメリットとデメリット
では今から「private listing」を設定することでどんなメリットとデメリットがあるのか紹介します。
メリット
何度もお伝えしているように「private listing」で得られる最大のメリットはライバルセラーから売れた商品の価格や商品名を隠すことでライバルを減らすことができることです。
高額商品だけでなく、あえて客引き商品($1などの安価な商品)も「private listing」設定することで、バイヤーからは「常に高額商品が売れてるセラーだな」と印象づけることができます。
私たちが思っている以上にバイヤー側はセラーの過去の評価やコメントもチェックして注文をしているということですね。
デメリット
ではデメリットはなんでしょうか。
実は「private listing」で設定していてもテラピークなどに集計されてしまうことや「Advanceed Search(詳細設定)」を使えば何を販売したのか調べることができてしまうんです。
花子さんの言ってること、間違っていませんよ!
「何を売っているのかわからない」それがメリットでもありデメリットなんです。
先ほどメリットの部分でも説明しましたが、セラーの評価はライバル達だけでなく、バイヤー達もチェックしています。
「private listing」を設定しているとどうしても怪しい商品を取り扱っているアカウントではないかと思われやすいところ。
過去の評価をみながら同じ商品を購入しようと考えているバイヤーも多いため、いい評価をもらっているとしても、どの商品に対してなのか分かりません。
そのため、バイヤーの購買意欲を促進することができないという部分にデメリットがあります。
その対策…とまではいかないかもしれませんが、全ての商品を「private listing」設定するのではなく「本当に誰にも知られたくないもの」に絞って設定するとよいでしょう。
なお、評価集めに関しての記事は下記より確認できますので、参考にしてくださいね。
「private listing」の設定方法
メリットとデメリットが分かったところで、設定方法について説明いたしますね!
設定方法はとっても簡単!
①まず、出品ページを開いてください。
eBayトップページはこちら
②出品ページの「PRICING」にある「private listing」にチェックをいれて出品完了するだけ。
ただし、すでに出品済みでsoldが積まれた商品は、後からprivate listingを設定できません。
もし、private listingを設定したい場合は、一度出品を終了し、再出品しなければいけません。
まとめ
今回は「private listing」について紹介しました。
「private listing」とは、主にバイヤーの身元を匿名のままにしたい場合に利用するオプションのことですが、最近ではセラー側が「販売した商品や価格」をライバルセラーに知られにくくするために利用されることも多くなっていることがわかりました。
次にメリットとデメリットも紹介しましたね。
最大のメリットは、ライバルセラーから売れた商品の価格や商品名を隠すことでライバルを減らすことができること。
ライバルが多くなるとそれだけ価格競争もおこりますからね。
ただし、この「何を売っているのかわからない」のがデメリットということもわかりました。
それを防ぐために、、全ての商品を「private listing」設定するのではなく「本当に誰にも知られたくないもの」だけに絞って「private listing」設定するとよいでしょうとお伝えしました。
設定も出品画面から「Selling details」にある「private listing」にチェックをいれて出品完了するだけでとっても簡単ですのでメリット、デメリットを理解しながら上手に活用してみてくださいね。
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