Googleフォームの使い方や作り方をスマホ・PC別に徹底解説!アンケートや回答確認方法など

「Googleフォームでアンケートを作りたい」

「スマホからGoogleフォームって作成できるの?」

「回答結果はどこで確認できるの?」と悩んでいませんか?

Googleフォームは誰でも無料で利用でき、パソコンやスマホから簡単にフォームを作成できます。

本記事では、Googleフォームの基本的な使い方や、スマホやパソコンでのフォームの作成方法・回答の確認方法など初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

目次

Contents

Googleフォームとは?

Googleフォームとは、Googleが無料で提供している「フォーム作成ツール」です。

あやの
あやの
インターネットさえ使えれば、誰でもアンケートや申し込みフォーム、問い合わせフォームなどを手軽に作れるんです!

「特別なソフトが必要なんじゃないの?」と思うかもしれませんが、パソコンやスマートフォンのブラウザからアクセスするだけでOK。

Googleのアカウントさえあれば、すぐに始められます。

作ったフォームはURLで共有したり、メールで送ったり、QRコードにしたりすることも可能です。

うさぎ
集まった回答は自動でグラフ化され、データ集計もラクにできるから、個人はもちろん、学校や仕事の現場でも広く使われているよ。

Googleフォームは無料で誰でも使える!

Googleフォームの最大の魅力は、誰でも無料で使えるところです。

Googleアカウントを持っていれば、フォームの作成から送信・回答の確認まで、すべての機能を利用できます

あやの
あやの
基本的な特徴をまとめると、以下のとおりです。

  • 完全無料で利用可能

  • ブラウザ上で完結できるのでインストール不要

  • スマホ・パソコンどちらからでも使える

  • 回答は自動集計され、グラフ化もできる

  • 回答結果はGoogleスプレッドシートに出力できる

  • 他の人とフォームを共同で編集できる

    操作もシンプルなので、Googleフォームの利用が全くの初心者でも簡単に利用できるのは、嬉しいポイントです。

    Googleフォームはさまざまな用途で活用できる

    Googleフォームは、さまざまな場面で活用できます

    あやの
    あやの
    代表的な用途は、以下のとおりです。

    • アンケート調査:お客様や生徒への満足度調査など

    • イベントの申込受付:セミナーや説明会の参加者を集めるとき

    • 出欠確認・日程調整:学校行事や会議の日程確認など

    • 連絡・問い合わせフォーム:メール代わりの連絡手段として

    • クイズやテストの作成:自動採点機能付きで学習にも便利

      「作成するのが難しそう」と感じるかもしれませんが、最初から使えるテンプレートを選んで、質問内容だけを変更することもできます。

      あやの
      あやの
      もちろん、フォームを1から作ることもできますよ!

      Googleフォームのメリット・デメリット

      Googleフォームを利用するうえで、メリット・デメリットを紹介します。

      メリット① 作成が簡単で早い!誰でもすぐに使える

      Googleフォームの一番の魅力は、なんといっても操作がとてもシンプルなところです。

      特別な知識やスキルは必要なく、フォームの作成から送信まで、数分で完了します。

      設問を入力し回答の形式を選ぶだけで、アンケートや申込フォームが作れるので、「初めてでも安心して使える」と多くの人に評価されています。

      Googleドライブから簡単にアクセスできるので、日常的にGoogleを使っている人には大きなメリットといえるでしょう。

      メリット② 回答は自動で集計・グラフ化される

      Googleフォームに集まった回答は自動的に集計され、棒グラフや円グラフなどで見やすく表示されます。

      さらに、Googleスプレッドシートと連携させることで、一覧表形式でデータを管理も可能です。

      集計表やレポートの作成が必要なときも、手作業でデータを打ち込む必要がなくなるため、手間も省けますね。

      メリット③ スマホでも使える&共同編集が可能

      Googleフォームはスマホにも対応しており、出先や移動中でもフォームの作成・確認・共有ができます。

      あやの
      あやの
      また、作成したフォームは他のGoogleユーザーと共同編集が可能です。

      たとえば、チームでイベントの準備をしているときに、複数人でアンケートを作成したり、上司に内容を確認してもらったりと、リアルタイムでの共同作業にも役立ちます。共同編集者に対して、アクセス権限の変更もできますよ。

      うさぎ
      作成→確認→修正がリアルタイムでできると、時間の効率化にも繋がるね。

      デメリット① デザインの自由度が低い

      Googleフォームは、あくまで「シンプルさ」に重点を置いているため、デザインの自由度は高くありません

      色や文字のスタイル、背景画像などはある程度変更できます。

      しかし「企業のブランドイメージに合わせたい」「他と差別化したい」といった場合には、少し物足りなく感じるかもしれません。

      デメリット② 回答にGoogleアカウントが必要な場合がある

      フォームの設定によっては、回答者にGoogleアカウントでのログインが必要になる場合があります。

      あやの
      あやの
      たとえば、以下のような設定をするとログインが必要になります。

      • 回答の回数を制限する場合(1人1回のみなど)

      • 回答者のメールアドレスを自動取得する場合

      • ファイルをアップロードさせる場合

      上記の設定を使うのは便利な反面、Googleアカウントを持っていない人は回答できないという制限が出てしまう点に注意が必要です。

      デメリット③ 問い合わせの対応や管理には限界がある

      Googleフォームを使えば、問い合わせ内容や申し込み情報を簡単に収集できます。

      しかし、その後の対応状況や進捗の管理まではカバーしきれないのが現実です。

      たとえば、「どの問い合わせに返信済みか」「保留中の案件はどれか」といった情報を整理するには、別途Googleスプレッドシートなどで手動管理する必要があります。

      また、問い合わせへの返信メールを一括送信したり、内容ごとに自動で分類したりする仕組みは用意されていません

      対応作業が多くなると、運用の手間が増え、管理が面倒になることも。

      Googleフォームはあくまで「シンプルに情報を集める」ためのツールです。

      あやの
      あやの
      対応状況や顧客対応まで含めた本格的な運用には限界があることを理解しておくと良いでしょう。

      Googleフォームの使い方【パソコン編】

      パソコンを使ったGoogleフォームの使い方を解説します。

      ①Googleアカウントの準備する

      Googleアカウントを持っていない人は、アカウントを準備しましょう。

      Googleアカウント作成は「こちら」から可能です。

      あやの
      あやの
      簡単に作成できるので、指示に沿って情報を入力して作成してくださいね。

      ②Googleフォームにログインする

      アカウントを準備したら、Googleフォームにアクセスしましょう。

      【Googleフォーム】と検索して出てきたページにアクセスするか、以下のURLから入れます。

      https://forms.google.com

      ログイン画面が表示されたら、自分のGmailアドレスとパスワードを入力してください。

      ログインが完了すると、フォーム作成画面が表示されます。

      ③テンプレートを使う or 空白フォームから作成する

      ログイン後、最初に「テンプレートギャラリー」が表示されます。

      ここでは、よく使われるフォームの見本(テンプレート)がいくつか用意されています。

      たとえば以下のとおり。

      • お客様アンケート
      • イベントの申込

      • 出欠確認

      • お問い合わせフォーム

      • フィードバックアンケート など

      テンプレートを選べば、最初からある程度完成された状態のフォームが出てくるので、あとは中身を少し変更するだけで完成します。

      一方で、「空白フォーム)」を選べば、まっさらな状態から自分で自由に作っていくこともできます。

      今回は「お客様アンケート」のテンプレートを使って説明していきます。

      ④タイトルと説明文を変更する

      フォームを開いたら、まずタイトル説明文を書きましょう。

      • お客様アンケート(タイトル)
      • サービスの改善についてお客様のご意見、ご要望をお聞かせください。(説明文)

      どんなアンケートなのか、回答者が一目みて分かるように記載するのがポイントです。

      変更してみました。

      該当箇所をクリックするだけで、変更できるので試してみてください。

      ⑤設問や選択肢を選ぶ

      上記画像の赤枠で設問、オレンジ枠で選択肢を設定できます。

      選択肢では、上記画像のようにさまざまな種類があります。

      記述式

      記述式は、短文回答の時に利用するのがおすすめ

      段落

      段落は、長文回答の時におすすめ

      ラジオボタン

      複数の選択肢から選んでほしい時におすすめ。

      チェックボックス

      複数の回答から、1つ以上の回答を選択してもらいたいときにおすすめ。

      プルダウン

      プルダウン式で回答を選択してもらいたいときにおすすめ。

      均等目盛

      段階にわけて評価を知りたいときにおすすめ。

      たとえば、「そう思う・どちらでもない・そう思わない」などの回答の時に役に立ちます。

      評価

      「星・ハート・いいね」のいずれかの絵文字を使って評価する方法

      選択式(グリット)

      行と列にわけて回答してもらいたいときにおすすめ。

      チェックボックス(グリット)

      項目に対して、1つ以上の回答がほしいときにおすすめ。

      日付

      任意の日付を入力できる回答形式

      日付に時刻を含めたり、年を省いた月日での設定もできますよ。

      時刻

      時刻、または経過時間を設定できます。

      「回答までにどのくらいの時間がかかりましたか?」などの質問の際に活用できます。

      ※質問を細かく設定できる

      ちなみに上記画像の赤枠部分から、以下の編集が可能です。

      • 質問を追加
      • 質問をインポート
      • タイトルと説明文を追加
      • 画像を追加
      • 動画を追加
      • セクションの追加(後述します)

      試行錯誤しながら、作成してみてください。

      ⑥回答を必須項目にするか決めよう

      「この質問だけは、必須にしたい」場合は、右下の「必須」をオンにしましょう。

      ⑦デザインを変更しよう

      上記画像の赤枠部分をクリックしましょう。

      テキストスタイルや背景の色などを変更できます。

      凝ったデザインにはできませんが、簡単に設定できますよ。

      ⑧回答者を制限する

      回答者を制限したい場合は、「設定」から「回答」→「回答を1回に制限するをオン」にすればOK。

      ただし、Googleアカウントも持っている人しか回答できないので、注意してください。

      ⑨内容が完成したら「公開」をクリックする

      内容が完成したら「公開」をクリックしましょう。

      回答者を変更したい場合は「管理」をクリックしてください。

      問題なければ再度「公開」を選択しましょう。

      もう一度「公開」をクリックすると、回答の受付を終了することもできます。

      回答者へのリンクもコピーして貼り付けすれば、ブログなどにも掲載できますよ。

      ⑩回答結果の収集

      まだ、作成したばかりで回答者はいませんが、「回答」のところから結果を確認できます。

      Googleスプレッドシートに「回答」を送信できるので活用してください。

      Googleフォームの使い方【スマホ編】

      スマホでGoogleフォームを作成する手順は、パソコンとほぼ同じです。

      1. スマホのブラウザで「Googleフォーム」にアクセス

      2. Googleアカウントでログイン

      3. テンプレートまたは「空白」からフォームを作成

      4. タイトルや質問を入力

      5. プレビューで確認し、「送信」ボタンから共有

      文字の入力や項目の追加も、タップ操作で簡単にできます。

      フォームの色やフォントも、パソコン版と同じように変更できますよ。

      あやの
      あやの
      詳しい方法は、パソコン編を参考にしてください。

      Googleフォームの使い方【セクション追加】

      Googleフォームの使い方に【セクション追加】があります。

      上記画像の赤枠部分から追加可能です。

      そもそも、セクション追加とは何かというと条件分岐を設定」です。

      たとえば、商品の満足度アンケートで、「商品に満足しましたか?」という質問があったとします。

      「いいえ(満足していない)」を選んだ方に対して、「不満に思った点を教えてください」という設問を用意しても、満足している人もその質問を目にしますよね。

      あやの
      あやの
      このような場合、「自分には関係ないな」と、回答を途中でやめてしまう可能性もあります。


      ですが、Googleフォームでは、「いいえ」と回答した人にだけ次の「不満に思った点」を表示させることができます

      「はい」と答えた人はそのまま次の設問に進むので、それぞれの回答内容に合わせた質問だけが表示され、スムーズに答えられるのです。

      回答者にとって負担が少なくなり、最後までしっかり答えてもらえる可能性が高くなるでしょう

      セクション追加の利用方法

      セクション追加するために、まずは「ラジオボタン」「プルダウン」のどちらかの形式で質問を作成しましょう。

      作成後に「セクション追加」を選択してください。

      追加したセクション内容を作成します。

      今回は、商品を満足しなかったと回答した方に「理由」を聞きたかったため、さらに細かな選択肢を追加しました。

      1つ目の質問項目の右下にある三点リーダをクリックし、「回答に応じてセクションに移動」をクリックします。

      追加したセクションに該当する回答の「次のセクションに進む」をクリックしてください。

      移動したいセクションを選択すればOKです。

      利用方法を覚えておけば、質問の幅も広がるでしょう!

      まとめ

      Googleフォームの使い方や作り方を徹底解説しました。

      Googleフォームとは、Googleが無料で提供している「フォーム作成ツール」です。

      デザインはシンプルですが、アカウントを持っていれば誰でも利用できます。

      本記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

      よかったらシェアしてね!
      • URLをコピーしました!
      • URLをコピーしました!
      目次