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今回のテーマは「「物販やめとけ」と言われる本当の理由」です。
「物販で稼ぎたい!」と思って情報を集めていると、「物販はやめたほうがいい」「物販は稼げない」といった声が出てきます。
こうした情報を目にすると、「本当に自分でも稼げるのかな…」と不安に感じてしまうかもしれません。
当記事では、「物販やめとけ」と言われる本当の理由を解説します。
物販をしようか迷っている方は、ぜひ参考にして情報を役立ててくださいね。
Contents
「物販はやめとけ」と言われる6つの理由
なぜ「物販はやめとけ」といわれる6つの理由は、以下の通りです。
- 独学だと挫折しやすいから
- 売れ残りのリスクが高いから
- 価格競争に巻き込まれるから
- 作業が多く手間がかかるから
- 初期資金が必要でリスクがあるから
- 怪しいセミナーが増えたから
理由①:独学だと挫折しやすいから
独学で物販ビジネスの成果を出すことは可能です。
しかし、うまくいかない場面に直面したときに対処が難しく、諦めてしまう人が多いのも事実。
また独学で進めると、成果が見えにくい時期が続きます。
物販は、売れる時期や市場の変化が影響しますが、初心者にはその変化がつかみにくく、試行錯誤の連続です。
理由②:売れ残りのリスクが高いから
商品を仕入れても、必ずしもすぐ売れるとは限りません。
たとえば、季節商品や人気の変わりやすい商品を仕入れると、タイミングによっては売れ残ってしまい、不良在庫として損失になる可能性も。
リスクに対する対策を持たずに始めてしまうと、売れない商品の在庫が増え、資金が戻らなくなるのです。
こういったリスクも、物販を「やめたほうがいい」と言われる理由につながっています。
理由③:価格競争に巻き込まれるから
物販は、再現性が高く、資格やスキルがなくても始められるため、参入しやすいビジネスです。
その結果、人気商品や売れ筋商品で、同じ商品を取り扱っていれば価格競争が激しくなり、値段を下げる競争が始まります。
- ゲーム・おもちゃなどのホビー系
- 化粧品
- ファッション など
価格競争に巻き込まれると、利益が少なくなり、売り上げを上げても手元に残るお金が少なくなってしまいます。
「物販はライバルが多くて稼ぎにくい」と感じる人が増えると、「物販はやめたほうがいい」という声が出てしまうのです。
理由④:作業が多く手間がかかるから
物販は、商品リサーチ、仕入れ、梱包、発送、在庫管理、顧客対応など、やることがたくさんあります。
物販の種類や扱う商品によっては、さらに細かな作業や手順が増えることも。
すべてを一人で行おうとすると、多くの時間と労力がかかります。
せっかく始めた物販ビジネスが、想像以上に時間を取られ途中で疲れてしまう人も少なくありません。
このような背景から、「物販は手間ばかりかかって、稼げるほどの利益が出ない」という不満が生まれやすくなり、「やめたほうがいい」という意見につながっています。
理由⑤:初期資金が必要でリスクがあるから
物販は、商品を仕入れるための資金が必要です。
最初にある程度の資金を使って、商品を購入しスタートしますが。
実際には、初期投資額を抑える方法や少額で始める方法もあります。
ただ、物販を行う上でのリスクをきちんと理解しておくことも成功させる第一歩です。
理由⑥:怪しいセミナーが増えたから
物販ビジネスの人気が高まるにつれ、残念ながら詐欺的なセミナーや高額なコンサルも増えてきたのも事実です。
SNSや広告で「簡単に大金が稼げる」「誰でも月収20万円」といったキャッチフレーズが掲げられるのが特徴です。
これらの一部には正しい情報を提供しないものや、初心者を狙った悪質な商法も含まれています。
セミナーや勧誘で高額な費用を請求される場合や、根拠のない過剰な利益を保証するような内容には注意してください。
物販で絶対にやってはいけないNG行動
物販で、絶対にやってはいけないNG行動を紹介します。
- 買い占め
- 高額転売
- 無許可販売や規則違反
- 偽物の出品
NG行動①:買い占め
物販の中でも「買い占め」は、多くの人に迷惑をかける行動なので絶対にしてはいけません。
特に品薄になりがちな商品や限定品を大量に仕入れてしまうと、本当にその商品を必要としている人に商品が行き渡らなくなります。
たとえば、マスクや消毒液が不足していた時期には、買い占めが起き高額で転売するケースが問題になりましたよね。
2024年の話でいうと、「令和の米騒動」がありました。
全国各地のスーパーで米が品薄になるなど、「どこに行っても米がない!」と困った方も多いのではないでしょうか。
この騒動を受け、実際に東京都が無料配布した米が、フリマサイトに転売される事態にまでなっていました。
(米袋に「転売禁止」と記載されているにもかかわらず)
NG行動②:高額転売
買い占めにも似ていますが、人気のチケットやゲーム機など、希少価値のあるものを転売し、定価より大幅に高い価格で販売する「高額転売」も物販に対する評判を悪くする行動です。
人気のライブチケットが高額転売されるのを受けて、令和元年から「チケット不正転売禁止法」により、転売目的で取得したチケットを定価以上で販売する行為は処罰の対象になりました。
高額転売は、購入者に不信感を与えやすく、一度収益を上げたとしても、長期的に見ると物販で安定的に稼ぐのが難しくなります。真剣に物販で稼ぎたいなら、商品を適正価格で販売する意識を持ちましょう。
NG行動③:無許可販売や規則違反
中古品を販売する場合、「古物商許可」という資格が必要です。
古物商とは、仕入れた中古品を販売したり、有料で貸し出したり、物と交換して中古品を仕入れたりする事業のことであり、事業の形態を指す言葉です。
古物商を行うためには、古物商許可を取得しなくてはなりません。古物商許可を取得せずに古物商を行うと、3年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくはその両方が科せられるおそれがあります。
古物商許可は、警察に必要な書類と手数料を支払うことで取得することが可能です。
出典:警視庁|古物営業法
中古品を扱うときは、この許可を取得せずに販売すると法律違反にあたり、罰則の対象となる可能性があります。
新しい商品を扱う場合でも、プラットフォームの規約に沿って販売しないと、アカウント停止などのペナルティを受けるリスクも。
NG行動④:偽物の出品
ブランド品などを扱う場合、特に注意しなければならないのが「偽物」の取り扱いです。
偽ブランド品の販売は商標法や関税法に違反する可能性があり、意図的に偽物を販売すると厳しい罰則が科されることも。
意図していない場合でも、仕入れ先の選択を誤ると偽物をつかまされるリスクがあるため、注意が必要です。
物販ビジネスをやめたほうがいい人の特徴
物販は、再現性が高く参入しやすいビジネスですが、人によっては合う合わないがあります。
物販ビジネスをやめたほうがいい人の特徴を紹介します。
努力せずに稼ぎたい人
努力せずに稼ぎた人は、物販には向いていないかもしれません。
なぜなら、物販は最初から簡単には稼げないからです。
成果を出している人は、みんな何かしらの努力を必ずしています。
もし自分一人だけでは、手が回らなくなってしまった場合、ツールを使ったり外注化を雇ったりして作業量を減らすことはできます。しかしそれも、努力合ってこそなのです。
コツコツ作業が苦手な人
物販は、毎日のコツコツ作業がメインです。
毎日の単純作業が苦だと思う人には、向いていないでしょう。
作業時間が確保できない人
先ほども説明したように、物販は毎日のコツコツ作業が大切です。
とくに、物販を副業で始める方は、本業が終わった後に「作業時間を作らなければいけません」。
物販をはじめた頃は、大切な人との時間や自分の趣味時間を削ってでも行わなければいけない時も。
大切な時間を削りたくない方は、朝早く起きて作業する方もいます。
毎日でなくても、ある程度の作業時間が確保できなければ、成果を出すのは難しいです。
物販は「やめておけ」といわれてもオススメするワケ
物販は「やめておけ」といわれても、私はやっぱり物販をオススメします。
その理由は、以下の通り。
- 始めやすい
- 売上金の入金が早い
- 自分の興味を活かせる
- 作業の効率化が可能
特別な資格がなくても始めやすい
物販は、特別な資格がなくても、手軽に始められるビジネスです。
- 商品をリサーチする
- 商品を仕入れる
- 出品する
- 発送
- 顧客対応 など
基本的な作業もシンプルです。
まずは小さく始めて、利益が出てきたら仕入れ量を増やすという方法で、無理なく成長できます。
売上金の入金が早い
プラットフォームによって入金サイクルは異なりますが、売上が確定すれば数日以内に収入が手に入るため、収益までのスピードが速いです。
たとえば、フリマアプリで売れた商品は、受け取り評価後に売上金を受け取れる仕組みが多く、副業としても即金性が高いメリットがあります。
自分の興味を活かせる
自分の興味を活かせるのは、物販の大きなメリットです。
商品の内容に詳しいと、商品説明にも力が入り、購入者からも信頼を得やすくなるでしょう。
好きなジャンルの商品を扱うことで楽しさが増し、長く続けやすいのも大きなポイント!
作業の効率化が可能
物販は売上が増えると作業が増えるビジネスですが、外注や自動ツールを使って効率化がしやすいのも特徴です。
たとえば、発送や在庫管理を外注したり、専用ツールを使って在庫や注文を管理したりすることで、時間を節約できます。
作業負担を増やさずに収益を拡大できるのは、大きなメリットですね。
また、効率化によってできた時間をリサーチなどの時間に使えば、さらなる利益アップが期待できますよ!
まとめ
「物販やめとけ」と言われる本当の理由を解説しました。
なぜ「物販はやめとけ」といわれる6つの理由は、以下の通りでしたね。
- 独学だと挫折しやすいから
- 売れ残りのリスクが高いから
- 価格競争に巻き込まれるから
- 作業が多く手間がかかるから
- 初期資金が必要でリスクがあるから
- 怪しいセミナーが増えたから
次に物販で、絶対にやってはいけないNG行動を紹介しました。
- 買い占め
- 高額転売
- 無許可販売や規則違反
- 偽物の出品
これから物販を長くやっていきたい人は、絶対にしないでください。
最後に、物販は「やめておけ」といわれても、私はやっぱり物販をオススメする理由を紹介しました。
その理由は、以下の通り。
- 始めやすい
- 売上金の入金が早い
- 自分の興味を活かせる
- 作業の効率化が可能
物販の成果を上げるには、毎日のコツコツ作業が大事です。
最初慣れるまでは、時間がかかるかもしれませんが、慣れたら外注化するなど作業の効率化ができます。
物販を始めようか迷っている人は、当記事を参考にして頂けたら嬉しいです!