あやの「古着せどりを始めたいけれど、どのブランドを仕入れればいいのかわからない」と悩んでいませんか。
古着は1点ごとに状態も年代も違うため、ブランド選びを間違えると、仕入れた商品がなかなか売れずに在庫として残ってしまいます。
本記事では、メルカリで売れやすいメンズの古着ブランドを10個に絞って紹介します。
ブランドごとの販売相場や狙い目のアイテム、高く売れるタグの見分け方までまとめ、後半ではメンズ古着を高く売るコツと仕入れ先の選び方も解説します。








この記事を書いた人


あやの
eBay輸出・国内物販・副業講師
eBay歴約4年、会社2社経営
これまでに120名以上の生徒さんをサポート
実際の経験をもとに、物販・副業情報を発信しています
古着せどりでメンズブランドが狙い目な理由
まずは、古着せどりでメンズブランドを扱うメリットを3つ紹介します。
ブランド名で検索されるため売れやすい
メンズ古着の購入者は、「ラルフローレン シャツ」「パタゴニア フリース」のように、ブランド名とアイテム名を組み合わせて検索する人がほとんどです。
探しているものがハッキリしている分、欲しい商品が見つかったら購入されやすいので、出品から売れるまでの期間も短くなりやすいです。
反対に、ノーブランドの古着は検索で見つけてもらいにくく、売れるまでに時間がかかることも。



年代やタグで価値が上がるアイテムが多い
メンズ古着には、同じブランド・同じアイテムでも、作られた年代によって価格が大きく変わるものがあります。
たとえば、チャンピオンのスウェットやリーバイスのジーンズは、タグの種類や生産国によって数千円以上の差がつくことも珍しくありません。
リサイクルショップでは、古着に詳しくないスタッフが値付けをする場合も多く、高く売れる古着が安く販売されていることもあるのです。



サイズ展開が少ない
メンズ服は、レディース服と比べてデザインやサイズの種類が少なく、S・M・L・XLといった表記のものがほとんどです。
アイテムもシャツやスウェット、ジャケット、デニムなど定番が多いため、採寸や撮影の手順を一度決めてしまえば、同じ流れで出品作業を進められます。
また、アメリカ古着は大きめのサイズが人気で、XL以上のアイテムは国内では手に入りにくい分、相場より高めの価格でも売れる可能性があります。



古着せどりで仕入れるメンズブランドの選び方
ブランドを選ぶときは、知名度だけでなく「売れるかどうか」「利益が残るかどうか」を確認することが大切です。
メルカリの「売り切れ」件数で需要や利益を確認する
仕入れるかどうか悩んだときは、メルカリで商品名を検索し、「販売状況」を「売り切れ」に絞り込んで確認しましょう。



また、売れた価格と売れた時期もチェックしておきましょう。
最近の取引で同じ価格帯の売り切れが続いていれば、需要が安定していると判断して問題ありません。
反対に、出品中の商品ばかりで売り切れが少ない場合は、仕入れは慎重になったほうが無難です。
古着せどりのリサーチ方法やメルカリで相場を調べ方については、以下の記事で解説しているので確認してください。


季節ごとの売れ筋を意識する
古着は季節によって、売れるアイテムがハッキリ分かれます。



季節外れのアイテムは需要が少ない分、古着屋やリサイクルショップで値下げされている可能性が高く、仕入れ値を抑えるチャンスになります。
ただし、仕入れから販売まで数か月空くため、その間の保管スペースと資金が必要です。
偽物が出回りやすいブランドは見分け方を覚えてから仕入れる
人気ブランドほど、偽物も多く出回っています。
特にノースフェイスのダウンジャケットやステューシーのTシャツなどは、見た目だけでは本物か見分けがつかないコピー品も存在します。
偽物を販売してしまうと、メルカリの利用制限なるだけでなく、購入者とのトラブルになる可能性も。



また、相場より極端に安い商品は偽物の可能性大です。
古着せどりでおすすめのメンズブランド10選
ここからは、メルカリで需要が安定しているメンズ古着ブランドを10個紹介します。



| ブランド | ジャンル | 主な狙い目 | 販売相場の目安 | 初心者向け度 |
|---|---|---|---|---|
| ラルフローレン | アメトラ | BDシャツ・ニット・POLO SPORT | 2,000〜8,000円 | ★★★ |
| ザ・ノース・フェイス | アウトドア | ヌプシ・バルトロライトジャケット | 5,000〜25,000円 | ★★☆ |
| パタゴニア | アウトドア | レトロX・スナップT | 5,000〜25,000円 | ★★★ |
| リーバイス | デニム | USA製の501・505 | 3,000〜15,000円 | ★★☆ |
| チャンピオン | スポーツ | リバースウィーブ | 3,000〜30,000円 | ★★☆ |
| カーハート | ワーク | アクティブジャケット・デトロイトジャケット | 5,000〜40,000円 | ★★★ |
| ナイキ | スポーツ | 90年代のナイロンジャケット・スウェット | 2,000〜8,000円 | ★★★ |
| ステューシー | ストリート | 黒タグ・白タグのオールド品 | 5,000〜40,000円 | ★☆☆ |
| エル・エル・ビーン | アウトドア | トートバッグ・80年代のアウター | 2,000〜20,000円 | ★★★ |
| バーバリー | 英国トラッド | Burberrys表記のコート | 8,000〜30,000円 | ★★☆ |
※販売相場は、2026年時点のメルカリ・ヤフオクの取引価格をもとにした目安です。
1. ラルフローレン(RALPH LAUREN)
| アイテム | 販売相場の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| ボタンダウンシャツ | 2,000〜7,000円 | XL以上・ストライプ柄が人気 |
| ケーブルニット | 3,000〜8,000円 | 秋冬に需要が高まる |
| スウィングトップ | 5,000〜12,000円 | 80〜90年代のものは高め |
| POLO SPORT | 8,000〜30,000円 | 90年代のオリジナルにコレクター需要 |
| RRL(ダブルアールエル) | 10,000〜40,000円 | デニムやワークシャツが中心 |
ラルフローレンは、1967年にラルフ・ローレンが「ポロ」の名前でネクタイを売り出したことから始まったアメリカのブランドです。
古着市場では流通量が非常に多く、シャツやニットは単価がそれほど高くありません。
利益を出すには、仕入れ値を1,000円前後に抑えたうえで、XL以上の大きいサイズや、ビッグポニー、珍しいカラーのものを選ぶのがコツです。
一方で、POLO SPORTやRRLといった派生ラインは、通常ラインとは別の相場で取引されています。
リサイクルショップでは「ラルフローレン」としてまとめて同じ価格で並んでいることもあるため、タグに書かれたライン名まで確認すると、思わぬ高単価アイテムに出会えることがあります。



高く売れるタグ・チェックポイント
ラルフローレンは、タグのデザインやライン名で年代を判断できます。
- 1992年に始まったスポーツライン「POLO SPORT」は90年代のストリートカルチャーと結びついて人気が高い
- 「POLO COUNTRY」(1989〜1992年)や、1年ほどしか展開されなかった「POLO WESTERN」も希少なライン
- サイズやフィット名がタグに書かれるようになったのは1990年代前半からなので、この表記がないものは比較的古い年代もの
- 生産国がUSAになっているものも、古着ファンから評価されやすいポイント
2. ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
| アイテム | 販売相場の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| ヌプシジャケット | 10,000〜25,000円 | 人気色・XL以上は高め |
| バルトロライトジャケット | 15,000〜30,000円 | 状態がよいものは定価に近い価格も |
| マウンテンパーカー | 8,000〜20,000円 | ゴアテックス素材が人気 |
| デナリジャケット(フリース) | 5,000〜12,000円 | 90年代のものは高め |
| ヌプシ(海外モデル) | 4,000〜15,000円 | 品番NFで始まるものが中心 |
ザ・ノース・フェイスは、1966年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したアウトドアブランドです。
ノースフェイスで特に人気なのは、ダウンジャケットの「ヌプシ」や「バルトロライトジャケット」です。
どちらも新品の定価が高く、中古でも需要が落ちにくいため、状態がよければ1万円以上で売れることも珍しくありません。



秋冬に需要が集中するため、9〜10月頃には出品できるよう、夏のうちから準備しておくのがおすすめです。



高く売れるタグ・チェックポイント
ノースフェイスは、タグの色で年代のおおよその見当がつきます。
- 1970〜80年代は茶色の「茶タグ」、80年代〜90年代初期は紺色の「紺タグ」
- 「Made in the U.S.A.」と書かれたものは古着ファンからの人気が高い
- 偽物が非常に多いブランドでもあるため、ファスナーがYKK製かロゴ刺繍が整っているか、洗濯表示の文字量が少なすぎないかを必ず確認
- 国内正規品なら洗濯表示にゴールドウインの表記があるかも確認
- 相場より極端に安いダウンには要注意
3. パタゴニア(Patagonia)
| アイテム | 販売相場の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| レトロX | 10,000〜25,000円 | ボア素材のフリース。秋冬の主力 |
| スナップT | 6,000〜15,000円 | 90年代のUSA製は高め |
| シンチラ系フリース | 5,000〜12,000円 | 配色の珍しいものが人気 |
| パタロハシャツ | 6,000〜20,000円 | 柄によって差が大きい |
| バギーズショーツ | 3,000〜7,000円 | 春夏の定番 |
パタゴニアは、クライマーのイヴォン・シュイナードが立ち上げたアウトドアブランドで、特に回転が速いのは、ボア素材のフリース「レトロX」です。
秋冬になると需要が一気に高まり、人気色であれば1万円台で売れることもあります。
また、1980〜90年代に作られたスナップTやパイル素材のジャケットはヴィンテージとして評価され、状態や色によっては数万円になることも。
一方、現行品に近い年代のアイテムは中古の流通量も多いため、相場を確認してから仕入れるのがおすすめです。
夏場はバギーズショーツやパタロハシャツが人気なので、季節に合わせて狙うアイテムを上手に切り替えていきましょう。



高く売れるタグ・チェックポイント
パタゴニアは、タグの細かな違いで年代を判断できるブランドです。
- 1992〜1994年に使われた「雪なしタグ」は、山のイラストに雪がなく、®マークの「R」が「・」に変わっている
- 1980年代の大きな黒いタグは「デカタグ」と呼ばれ、どちらも現行タグより高く評価されている
- 内タグの製品番号の後ろにある「F」「FA」「S」「SP」と数字で、販売年とシーズンが分かる
- 2000年代以降のタグは現行品と見た目がほぼ同じ
4. リーバイス(Levi’s)
| アイテム | 販売相場の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 501(90年代USA製) | 5,000〜15,000円 | ボタン裏の刻印で工場が分かる |
| 505(USA製) | 4,000〜10,000円 | ジッパーフライの定番モデル |
| 501(2000年代以降の海外製) | 2,000〜4,000円 | 単価は低め |
| デニムジャケット(USA製) | 8,000〜25,000円 | 年代とサイズで差が大きい |
| 501XX(ヴィンテージ) | 数万円〜 | 真贋の判断は上級者向け |
リーバイスは、1853年にリーバイ・ストラウスがアメリカ・サンフランシスコで創業したデニムブランドです。
利益を出しやすいのは、1990年代頃のアメリカ製501です。
リサイクルショップでは年代を問わず同じ価格で並んでいることも多く、タグの生産国を確認するだけで利益の出る商品かがわかります。
反対に、2000年代以降の海外製は流通量が多く、販売価格も数千円になりやすいため薄利になりやすいです。
またデニムはウエストと股下のサイズで購入が決まるため、実寸を正確に測って掲載しましょう。
人気のW32〜W36前後や、色落ちがきれいなものは、相場より高くても売れやすい傾向があります。
高く売れるタグ・チェックポイント
リーバイスは、赤タブの表記や裾の「耳」、ボタン裏の刻印で年代を見分けられます。
- 赤タブの「LEVI’S」のEが大文字の「ビッグE」は1971年頃まで、裾の内側に赤い糸が入った「赤耳」は1980年代半ば頃までの仕様
- トップボタン裏の刻印は工場ごとの識別番号
- ボタン裏が「555」のバレンシア工場製501XXなどは復刻品が多く、オリジナルのヴィンテージとは相場が大きく異なるので要注意
5. チャンピオン(Champion)
| アイテム | 販売相場の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| リバースウィーブ(刺繍タグ・90年代) | 5,000〜15,000円 | 無地グレーが定番 |
| リバースウィーブ(トリコタグ・80年代) | 10,000〜30,000円 | カレッジプリントは高め |
| リバースウィーブ(単色タグ・70年代) | 15,000円〜 | 状態で大きく変動 |
| 復刻品・現行品 | 2,000〜5,000円 | 単価は低め |
| Tシャツ(USA製) | 2,000〜6,000円 | プリント内容で差が出る |
チャンピオンは、1919年にアメリカ・ニューヨーク州ロチェスターで創業したスポーツウェアブランドです。
チャンピオンで狙うべきなのは、リバースウィーブのスウェットとパーカーです。
同じグレーの無地でも、1990年代の刺繍タグと現行品では数千円以上の差がつきます。
また、大学名がプリントされたカレッジ物は人気が高く、プリントの段数が多いものや、イェール大学などアイビーリーグのロゴは高値で取引される傾向があります。
注意したいのは、チャンピオンが過去のタグを再現した復刻品を現在も販売している点です。



高く売れるタグ・チェックポイント
リバースウィーブの年代は、首元のタグで大体判断できます。
- 1950〜60年代はタグの四辺を縫い付けた「タタキタグ」
- 1970年頃からはロゴが1色の「単色タグ」
- 1980年代は3色のロゴをプリントした「トリコタグ」
- 1990年代は同じデザインを刺繍で表現した「刺繍タグ」が使われている
- 古着市場に多く出回っているのはトリコタグと刺繍タグ
- 1990年代後半の刺繍タグには生産国が書かれており、USA製はメキシコ製より高くなりやすい
6. カーハート(Carhartt)
| アイテム | 販売相場の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| アクティブジャケット | 7,000〜20,000円 | フード付きのダック地。USA製は高め |
| デトロイトジャケット | 15,000〜40,000円 | ブランケット裏地付き。年代で差が大きい |
| サンタフェジャケット | 10,000〜25,000円 | 90年代のものに人気 |
| ダブルニーペインターパンツ | 4,000〜10,000円 | 膝が二重のワークパンツ |
カーハートは、1889年にアメリカ・ミシガン州デトロイトで創業したワークウェアブランドです。
特に人気が高いのが、ダック地の「デトロイトジャケット」と、フード付きの「アクティブジャケット」です。
どちらも秋冬に需要が高まり、色落ちしたブラウンやブラックは古着らしく味があると人気で、高値がつきやすい傾向があります。
また、胸元に企業名や団体名の刺繍が入ったものは、実際に現場で使われていた証として人気があり、通常品より高く売れることもあります。
パンツでは、膝の部分が二重になったダブルニーのペインターパンツが定番です。



高く売れるタグ・チェックポイント
カーハートの古着で評価が高いのは、アメリカ製のものです。
- タグに「MADE IN USA」と書かれたものは、古い年代もの
- 1980年代のタグには、アメリカ製品の販売促進を目的とした「CRAFTED WITH PRIDE IN USA」の星マークが付いたものもある
- 内タグにある品番(J01、J130など)とカラーコード(BRN、BLK、MOSなど)を見れば、モデル名や色を調べられる
- タグが擦れて読めない場合は、ボタンやジッパーの刻印も確認する
7. ナイキ(NIKE)
| アイテム | 販売相場の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| ナイロンジャケット(90年代) | 3,000〜8,000円 | 刺繍ロゴ・切り替えデザインが人気 |
| スウェット(90年代) | 2,500〜7,000円 | ビッグロゴ・USA製は高め |
| Tシャツ(90年代) | 2,000〜5,000円 | プリント内容で差が出る |
| ACGのアウター | 5,000〜15,000円 | アウトドアラインでファンが多い |
ナイキは、1964年にブルーリボンスポーツとして設立され、1971年に現在のブランド名を掲げたアメリカのスポーツブランドです。
ナイキの古着は数千円の商品が中心になるため、仕入れ値をどこまで抑えられるかが利益の分かれ目です。
リサイクルショップの古着コーナーや、ネットのまとめ売りの中から90年代のアイテムを見つけられると、利益を出しやすくなります。
狙い目は、胸に大きくロゴが入ったスウェットや、刺繍ロゴのナイロンジャケットです。
また、アウトドアライン「ACG」のアイテムは通常のアパレルより高い価格で取引されることが多く、見つけたら優先して確認したいラインです。



高く売れるタグ・チェックポイント
ナイキのアパレルは、首元のタグのデザインで年代がわかります。
- 1978〜1983年頃は青とオレンジ配色の「オレンジタグ」
- 1984〜1987年頃は「ブルータグ」
- 1987〜1994年頃は赤いロゴをグレーの枠で囲んだタグが使われていた
- 日本の古着市場では、グレーのタグが「銀タグ」と呼ばれ、90年代のナイキを探す人の検索キーワードになっている
- 1997年以降はアメリカ製の表示ルールが厳しくなり、それ以前のタグとは生産国の書き方が変わっている
8. ステューシー(STÜSSY)
| アイテム | 販売相場の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| Tシャツ(黒タグ・80年代) | 15,000〜40,000円 | 人気デザインは5万円以上も |
| Tシャツ(白タグ・90年代) | 6,000〜20,000円 | キャラクター柄が人気 |
| Tシャツ(紺タグ・90年代後半) | 4,000〜10,000円 | USA製は評価が高め |
| 2000年代以降のアイテム | 2,000〜6,000円 | 流通量が多く単価は低め |
| 総柄シャツ(USA製) | 10,000〜40,000円 | 柄とサイズで差が大きい |
ステューシーは、サーファーでありサーフボードのシェイパーでもあったショーン・ステューシーが、1980年に創業したアメリカのブランドです。
ステューシーの古着で高値がつくのは、年代の古いTシャツです。
ヤフオクでは、1980年代の黒タグのTシャツが2〜5万円ほどで落札される例も見られ、人気のデザインはさらに高額になることがあります。
一方、2000年代以降のアイテムは流通量が多く、数千円の相場にとどまります。
人気デザインほど偽物も出回っているため、プリントの質感や縫製、首元の仕様もあわせて確認しましょう。



高く売れるタグ・チェックポイント
ステューシーのタグは、年代ごとにデザインがハッキリ異なります。
- 1980年代は黒地に白いロゴの「黒タグ」
- 1990年代は白地に黒ロゴの「白タグ」
- 90年代後半は紺地に白文字の「紺タグ」
- 2000年代はロゴが端に寄った「銀タグ」が使われており、銀タグの頃から生産国がアメリカからメキシコや中国に変わっている
- 高く売れるのは黒タグと白タグ、次いで紺タグ
- Tシャツの場合は、袖や裾が1本の糸で縫われた「シングルステッチ」かどうかも、年代の古さを判断する材料になる
9. エル・エル・ビーン(L.L.Bean)
| アイテム | 販売相場の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| ボート・アンド・トート(現行) | 2,000〜5,000円 | サイズ・色で差が出る |
| ボート・アンド・トート(80年代) | 10,000〜30,000円 | 2色のギザタグにコレクター需要 |
| アノラックパーカー(80年代USA製) | 8,000〜20,000円 | ナイロン素材のものが人気 |
| フリースジャケット | 3,000〜8,000円 | 90年代のUSA製は高め |
| ビーンブーツ | 4,000〜10,000円 | サイズ表記の確認が必須 |
エル・エル・ビーンは、1912年にアメリカ北東部のメイン州で生まれた老舗アウトドアブランドです。
エル・エル・ビーンで最も扱いやすいのは、トートバッグです。
衣類と違ってサイズ選びで悩む必要がなく、男女問わず購入されるため、売れるまでの期間が短い傾向があります。
現行品は数千円の相場ですが、1980年代に作られたトートは「ギザタグ」と呼ばれるタグが付いており、色や柄によっては2万円以上で取引されることもあります。
また、80年代のアメリカ製アウターも人気が高まっていて、アノラックパーカーなどは状態がよければ1万円台で売れるケースもあります。



高く売れるタグ・チェックポイント
エル・エル・ビーンの古着を仕入れるときは、タグのデザインと生産国を確認しましょう。
- トートバッグの場合、1980年代のものはタグの縁がギザギザにカットされた「ギザタグ」で、ロゴが2色で表現されたものが特に人気
- 衣類はアメリカ国内で縫製されていた時代のものほど人気がある
- 日本ではセレクトショップとの別注アイテムも多く販売されており、別注品は通常品と相場が異なることがある
- トートバッグは底の汚れやハンドルのほつれが価格に影響するため、確認しておく
10. バーバリー(BURBERRY)
| アイテム | 販売相場の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| トレンチコート(Burberrys表記・英国製) | 15,000〜35,000円 | ヴィンテージとして人気 |
| トレンチコート(BURBERRY LONDON) | 10,000〜30,000円 | 三陽商会製が中心 |
| ステンカラーコート | 8,000〜25,000円 | ライナー付きは高め |
| ブラックレーベルのジャケット | 3,000〜10,000円 | 細身のデザインが特徴 |
| ノバチェックのマフラー | 3,000〜8,000円 | カシミヤ素材が人気 |
バーバリーは、1856年にトーマス・バーバリーがイギリスで創業したブランドです。
バーバリーで狙いたいのは、トレンチコートとステンカラーコートです。
特に「Burberrys」と末尾に「s」が付いた旧表記のタグや、イギリス製のものはヴィンテージとして人気があり、新しい年代のものより高く売れる傾向があります。
コートは送料が高くなりやすいため、販売価格が1万円を超えるものを仕入れると、手数料や送料を引いても利益を確保しやすくなります。
また、ブラックレーベルやブルーレーベルは日本独自のラインで、若い世代向けの細身のデザインが特徴です。
ラインごとに相場が違うため、タグの表記を確認してから価格を決めましょう。
高く売れるタグ・チェックポイント
バーバリーは、タグの表記で年代がわかります。
- 1999年頃までは末尾に「s」が付いた「Burberrys」表記、それ以降は「BURBERRY」表記に変わっている
- 三陽商会とのライセンス契約は2015年6月に終了しており、それまで販売されていたバーバリーロンドンやブラックレーベル、ブルーレーベルは日本独自のライセンス品
- 英国製のタグが付いたものは、特に高く評価される
メンズブランド古着をメルカリで高く売るコツ
同じ商品でも、出品の仕方によって売れる価格やスピードは大きく変わります。



タイトルにブランド名・年代・タグ名を入れる
購入者は「ブランド名+アイテム名+特徴」で検索することが多いため、タイトルは売れ行きに直結します。
ブランド名はカタカナと英語の両方で入れ、そのうえでアイテム名、年代、タグの名称、生産国、サイズを優先して並べましょう。
たとえば「90s パタゴニア patagonia レトロX ベスト USA製 雪なしタグ L」のように書くと、複数のキーワードで検索結果に表示されやすくなります。



採寸と平置き撮影でサイズ感を伝える
古着はブランドや年代によってサイズ感が大きく異なるため、タグのサイズ表記だけでは情報が足りません。
- トップスなら着丈・身幅・肩幅・袖丈
- パンツならウエスト・股上・股下・わたり幅・裾幅
上記を説明文に記載しましょう。
写真はシワを伸ばして平置きにし、全体・タグ・ロゴ・ダメージ部分を撮影するのが基本です。
自然光の入る場所で撮ると色味が実物に近くなり、「写真と色が違う」といった購入後のトラブルを防げます。
シーズンの1〜2か月前に出品する
古着は、シーズンの1〜2か月前に出品しましょう。
アウターなら9〜10月頃、Tシャツやショーツなら3〜4月頃に出品しておくと、需要が高まるタイミングで多くの人に見てもらえます。
シーズンの真っただ中になると、同じ商品の出品数も増えて価格競争が起こりやすいため、早めに販売しておくほうが相場に近い価格で売りやすいです。
反対に、シーズン終盤まで売れ残った商品は値下げして、次の仕入れ資金に回す判断も大切です。
在庫を回し続けることが、利益を安定させるポイントになります。
ダメージは正直に記載してトラブルを防ぐ
古着には、シミや穴、ほつれ、毛玉など、何らかのダメージがあるのが普通です。
ダメージを隠して出品すると、評価が下がるだけでなく、返品や返金の対応に時間を取られることになります。
小さな汚れでも、写真と説明文の両方で場所と大きさを伝えておきましょう。
メンズ古着、特にワークウェアやアウトドアウェアは、多少のダメージを「味」として受け入れる購入者も多いです。
丁寧な説明はショップとしての信頼につながり、リピーターを増やすキッカケにもなるため、手を抜かずに書きましょう。
メンズブランド古着のおすすめ仕入れ先
メンズ古着の主な仕入れ先は、リサイクルショップ・古着屋、フリマアプリ・ネットオークション、古着卸の3つです。
それぞれの特徴を表にまとめました。
| 仕入れ先 | 仕入れ値 | リサーチの手間 | 仕入れの安定性 |
|---|---|---|---|
| リサイクルショップ・古着屋 | 安い〜普通 | 多い(1点ずつ確認) | 店舗や時期で波がある |
| フリマアプリ・ネットオークション | 普通 | 多い(相場との比較が必要) | 出品状況で波がある |
| 古着卸(BOX仕入れ) | 安い(卸価格) | 少ない | 必要な量を計画的に仕入れられる |
リサイクルショップ・古着屋
最も始めやすいのが、大手のリサイクルショップや地域の古着屋での仕入れです。
実物を手に取ってタグや状態を確認できるため、偽物や状態の悪い商品を避けやすいのがメリットです。
店舗によっては、ブランドを問わず同じ価格で並ぶ「均一コーナー」があり、その中からラルフローレンやチャンピオンの古い年代のアイテムを見つけられれば、大きな利益につながります。
一方で、何店舗も回っても仕入れられない日があるなど、時間と手間がかかる点はデメリットです。



フリマアプリ・ネットオークション
メルカリやヤフオクなどのネットで仕入れる方法もあります。
自宅にいながら全国の商品を探せるため、近くに古着屋が少ない方でも簡単に仕入れられるのが魅力です。
狙い目は、ブランドや年代の知識がない出品者が相場より安い価格で出しているものや、複数の古着をまとめて出品している「まとめ売り」です。
ただし、写真だけで状態を判断しなければならず、届いてから想定外の汚れやダメージが見つかることもあります。
仕入れ値に送料もかかるため、利益計算は店舗仕入れよりも慎重に行い、取引実績が多く評価の高い出品者から購入するようにしましょう。


古着卸(BOX仕入れ)
仕入れの手間を減らしたい人に向いているのが、古着卸からのBOX仕入れです。
複数の古着がまとめて届くため、1点あたりの仕入れ値を抑えやすく、店舗を回る時間がない人でも安定して商品を確保できます。
ただし、業者によっては売れにくい商品が多く含まれていることもあるため、どのような基準で商品を選んでいるかを確認してから利用することが大切です。



商品選びの段階でリサーチを済ませているため、仕入れ前に相場を調べる手間がかからず、届いた商品をすぐに出品できます。
必要なときに必要な分だけ仕入れられるので、在庫を抱えすぎる心配もありません。
また、商品タイトルや説明文の作成、購入者からの質問への回答に使える物販特化のAIツールも用意しています。






古着せどりのメンズブランドに関するよくある質問
最後に古着せどりのメンズブランドに関する、よくある質問を紹介します。
初心者は何ブランドから始めるべき?
最初は2〜3ブランドに絞って始めるのがおすすめです。
扱うブランドを増やしすぎると、相場やタグの見分け方を覚えるのに時間がかかり、仕入れの判断も遅くなります。
本記事で紹介した中では、流通量が多く相場をつかみやすいラルフローレン、春夏と秋冬それぞれに売れ筋があるパタゴニア、ダメージがあっても売れやすいカーハートなどが始めやすいブランドです。
まずは選んだブランドの売り切れ商品をメルカリで50件ほど見て、売れている価格帯やアイテムを把握しましょう。
慣れてきたら少しずつ扱うブランドを増やすと、無理なく仕入れの幅を広げられます。
偽物を仕入れてしまったらどうする?
偽物だと分かった商品は、メルカリなどのフリマアプリで販売してはいけません。
メルカリでは偽ブランド品の出品が禁止されており、知らずに出品した場合でも、利用制限などの対象になることがあります。
ネットで購入した商品であれば、まずは購入先に連絡して返品や返金を相談しましょう。
店舗で購入した場合も、レシートがあれば対応してもらえることがあります。
返品や返金に応じてもらえない場合でも、偽物を転売することは避け、自分で処分するか、手元で保管しておきましょう。
ノーブランドの古着は売れない?
ノーブランドの古着でも、売れないわけではありません。
年代の古いアメリカ製のTシャツや、デザイン性の高い柄シャツ、企業ロゴやバンドのプリントが入ったものなどは、ノーブランドでも人気があります。
ただし、ブランド名で検索されない分、写真の見せ方や説明文の書き方で購入者の興味を引く必要があり、相場の判断も難しくなります。
初心者のうちはブランド古着で経験を積み、売れる古着の傾向がつかめてきたら、ノーブランドにも手を広げるのがおすすめです。
ノーブランドは仕入れ値が安い分、利益率が高くなることもあるため、慣れてきたら挑戦する価値は十分にあります。
まとめ
古着せどりでメンズブランドを選ぶときは、ブランド名で検索されやすいか、年代やタグで価値が上がるか、仕入れ値と販売相場の差があるかを基準にすると、利益の出る商品を見つけやすくなります。
今回紹介した10ブランドは、いずれもメルカリで需要が安定しており、知識を身につけるほど仕入れの精度が上がるブランドです。
- ラルフローレン・パタゴニア・カーハートは初心者でも始めやすい
- チャンピオン・リーバイス・ステューシーはタグで相場が大きく変わる
- ノースフェイスとバーバリーは単価が高く、1点あたりの利益を出しやすい
- 仕入れ前には、メルカリの売り切れ価格を必ず確認する



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