古着せどりを始めようと思ったとき、「何を揃えればいいんだろう」と悩む方も多いのではないでしょうか。
「古着せどりは、スマホひとつあれば始められる!」とよく聞きますが、実際に売上を伸ばしていくには、写真の見え方や梱包の丁寧さを底上げしてくれる道具が欠かせません。
本記事では、古着せどりにはどんな道具が必要が優先度別に紹介します。
100均だけで揃えられるものと、専門店で購入したほうがいいものも分けて紹介するので、参考にしてみてください。
この記事を書いた人

あやの
eBay輸出・国内物販・副業講師
eBay歴約4年、会社2社経営
これまでに120名以上の生徒さんをサポート
実際の経験をもとに、物販・副業情報を発信しています
道具を揃える前に知っておきたいこと
道具選びで一番もったいないのは、最初から張り切って色々買い揃えてしまい、結局使わないままになってしまうパターンです。
まずは必須アイテムだけを揃えて、実際に仕入れと出品を何度か経験してから、必要に応じて便利グッズを買い足していくのがおすすめです。
【必須】まず揃えるべき基本アイテム
ここで紹介する道具は、古着せどりを始めるなら早めに揃えておきたいものばかりです。
| アイテム | 用途 | 目安価格 |
|---|---|---|
| なで肩ハンガー | 撮影用 | 1本100円~ |
| 撮影用背景シート | 撮影用 | 100〜1,000円 |
| 巻き尺・メジャー | 採寸用 | 100円 |
| OPP袋 | 梱包用 | 100〜300円(枚数による) |
| 宅急便コンパクト | 発送用 | 70円前後/枚 |
| 厚さ測定定規 | 発送確認用 | 100円 |
| OPPテープ・布テープ | 梱包用 | 100〜300円 |
| 粘着ローラーや毛玉取り機 | 検品用 | 100円~ |
滑らないハンガー
撮影に使うハンガーは、滑らないタイプを選びましょう。
普通のハンガーだと肩の部分がカクカクして見えてしまったり、種類によっては撮影中に落ちてしまったりすることも。
上記のような滑らないハンガーなら、服のシルエットがきれいに見え、写真の印象がぐっと良くなります。
上記の商品は、10本組で1,080円でコスパも良しです!
撮影用の背景
白いリメイクシートや背景布を使って撮影スペースを作っておくと、清潔感のある写真に仕上がります。
ハンガーで壁掛け撮影をするのが面倒な人は、平置き用の撮影背景セットを使う方法もあります。
床に直置きする方もいますが、商品の印象が下がってしまうのであまりおすすめしません。
賃貸の方は、壁に直接貼るタイプのシートを使う場合は要注意!剥がすときに跡が残らないかどうかも事前に確認しておきましょう。
巻き尺・メジャー
商品説明には、肩幅、身幅、着丈、袖丈などの実寸を記載すると購入率がアップします。
「届いたけど思ったより大きかった(小さかった)」などの認識違いによるトラブルを防ぐためにも、巻き尺を一つ持っておきましょう。
柔らかい素材のメジャーであれば、服のカーブに沿って測りやすく、より正確な数字を記載できます。
OPP袋
商品を包む透明のフィルム袋です。
Tシャツなど薄手のものはA4サイズ、アウターなど厚みのあるものはB4サイズを使い分けるのがおすすめです。
最初のうちは100均で少量から試して、自分がよく扱うサイズが分かってきたら、通販でまとめ買いするとコストを抑えられます。
慣れてきたら、テープが最初からついているタイプを選ぶと、閉じる作業が一段階減って効率が上がりますよ。
宅急便コンパクト・各サイズのダンボール
古着の発送で一番よく使う梱包資材が宅急便コンパクトです。
厚みのある服も入る箱型と、薄手のものに向いた薄型の2種類があるので、両方揃えておくのがおすすめです。
まとめ買いする場合や厚手のアウターは、80〜100サイズのダンボールが必要になることもあるので、いくつかサイズ違いで持っておくといいでしょう。
80サイズや100サイズってどれくらいの大きさだろう?と思う方は、ネットで買う前にホームセンターなどで確認するといいですよ。
厚さ測定定規
ネコポスやゆうパケットには厚さの規定があります。
無理に厚みのある荷物をポストに押し込んでしまい、後日「規定を超えているため返送されました」という通知とともに荷物が戻ってきた、という失敗談もよく聞きます。
厚さ測定定規を使えば発送前に厚みを確認できるので、無駄な手間や送料を防げます。
100均で手軽に購入できるので、一つ持っておきましょう。
OPPテープ・布テープ
OPP袋を閉じる際にはOPPテープ、ダンボールを閉じる際には布テープを使いましょう。
紙製のクラフトテープは剥がれやすく、雨に濡れると破れてしまうこともあるのでおすすめしません。
作業の順番としては、先にセロテープなどで仮止めをしてから、OPPテープでしっかり本止めするとより丁寧な仕上がりになります。
どちらも100均やホームセンターで手軽に購入できます。
粘着ローラーや毛玉取り機
検品や梱包作業前に欲しいのが、粘着ローラーや毛玉取りです。
古着=中古であることは間違いありませんが、洋服についた髪の毛や毛玉を取ってあげることで、見た目もきれいになり売れやすくなります。
【あると便利!】作業効率が上がるアイテム
ここからは必須ではありませんが、揃えておくと作業がグッと楽になるアイテムを紹介します。
無理に一度に揃える必要はありません。
必要性を感じたものから順番に取り入れていくくらいでOKです。
撮影用ライト
自然光での撮影が一番きれいに仕上がりますが、天候や時間帯によっては明るさが足りず、上手に撮影できないこともあります。
色味が正しく伝わるよう、温かみのある電球色よりも昼白色を選ぶのがポイントです。
夜しか作業時間が取れない人や、部屋に日が入りにくい人ほど、ライトの有無で写真のクオリティに差が出やすくなります。
スマホ三脚
手ブレを防いで、毎回同じ角度で安定した写真を撮りたいならスマホ三脚があると便利です。
両手が自由に使えるようになるので、ハンガーを持ちながらでも、平置きで服を整えながらでも撮影しやすくなります。
必須というほどではありませんが、出品数が増えてきた人ほど恩恵を感じやすいアイテムです。
毎回同じ位置から撮影できると、アカウント全体の写真の雰囲気も揃って、プロっぽい印象を与えられるというメリットもあります。
衣装ケース
在庫が増えてくると、どこに何をしまったか分からなくなってしまうことがあります。
カテゴリーや季節ごとに衣装ケースを分けて保管し、それぞれの商品にラベルシールなどで番号をつけておくと、売れたときにすぐ見つけられます。
上記の画像のように、段ボール衣装ケースは、使わないときは折りたためて収納できるところがメリットです。
ラベルシールなどに書いた番号をメルカリの商品ページにもメモしておけば、売れた瞬間にすぐに該当の商品を取り出せるようになるので作業効率もアップします。
除湿剤・防虫剤
古着を保管する部屋は、特に梅雨の時期に湿気がこもりやすくなります。
除湿剤を置いておくとカビの発生を防げるので、おすすめです。
また、シーズンオフの商品をまとめて保管する際は、防虫剤も一緒に入れておくのがおすすめです。
100均だけで揃えられるアイテム一覧を紹介!
ここまで紹介したアイテムの中には、実は100均だけでほとんど揃えられるものも多くあります。
最初の資金をできるだけ抑えたい人は、まずこちらの一覧を参考にしてみてください。
| 100均で買えるもの | 用途 |
|---|---|
| 巻き尺・メジャー | 採寸 |
| 厚さ測定定規 | 発送前の厚み確認 |
| リメイクシート | 撮影背景 |
| 布テープ・OPPテープ | 梱包・厚み調整 |
| OPP袋 | ハンガー掛け撮影 |
| ハンガー | 撮影用 |
| 照明(卓上ライト) | 簡易的な撮影照明 |
| 粘着ローラー・毛玉取り | 検品 |
まずは手持ちの資金と相談しながら、優先度の高いものから買い揃えていきましょう。
道具を揃えるときに気をつけたいこと
便利なアイテムを知ると、あれもこれも欲しくなってしまいますよね。
ここでは、道具を揃えるときに気をつけたいことを紹介するので参考にしてください。
買いすぎて保管場所に困らないようにする
梱包資材やダンボールは、まとめ買いすると単価が下がるのでつい多めに買いたくなりますが、保管スペースを考えずに購入すると、部屋が資材だらけになってしまいます。
特にダンボールは折りたためるといっても枚数が多くなるとかさばるので、収納場所を先に決めてから購入量を考えるのがおすすめです。
使わないものを増やさない
便利グッズは、ついついほしくなってしまいますが、自分のやり方に合わなければ結局使わなくなってしまいます。
「これがあると便利そう」という理由だけで買ってしまうと、使わないまま放置されてしまうことも少なくありません。
高価なものはレビューを確認してから購入する
撮影用ライトなど、値段が高めのアイテムを購入する際は、口コミやレビューをよく確認してから決めましょう。
他の種類と比べて安いからといって質の悪いものを選んでしまうと結局買い直すことになり、かえって出費がかさんでしまいます。
季節ごとに見直したい道具
古着せどりで扱うアイテムは季節によって変わるので、道具についても季節ごとに見直しておくと作業がスムーズになります。
春夏は薄手の資材を多めに
春から夏にかけては、Tシャツやブラウスなど薄手のアイテムを扱う機会が増えます。
ネコポスやゆうパケットで送れるA4サイズの封筒やOPP袋を多めに用意しておくと、発送作業がスムーズに進みます。
汗ジミなどの汚れが気になりやすい季節でもあるので、検品用のライトも一緒に見直しておくのがおすすめです。
秋冬は厚手の資材と除湿対策を
コートやニットなど厚手のアイテムが増える秋冬は、宅急便コンパクトの箱型や、80〜100サイズのダンボールの在庫を多めに確保しておきましょう。
厚手のアイテムは送料もかさみやすいので、梱包資材だけでなく発送方法の見直しも合わせて行うのがおすすめです。
また、暖房を使う時期は空気が乾燥する一方、部屋によっては結露で湿気がこもりやすい場所もあるので、除湿剤や防虫剤の状態も一緒にチェックしておきましょう。
衣替えのタイミングで在庫を整理する
季節の変わり目は、保管している在庫を見直す良いタイミングです。
- シーズンオフになったアイテムは、まとめて防虫剤と一緒に保管する
- 次のシーズンに向けて出品予定のアイテムは手前に移動させておく
忙しくてまとまった時間が取れない人は、少しずつでも定期的に見直す習慣をつけましょう。
本格的に古着せどりを始めるなら準備しておきたいこと
道具とは少し違いますが、古着せどりを本格的な副業として続けていくなら、あわせて準備しておきたいことがいくつかあります。
古物商許可証
継続的に古着を仕入れて販売する場合は、古物商の許可が必要になります。
自宅にあった不用品を手放す程度であれば必要ありませんが、仕入れを前提に事業として続けていくのであれば、早めに手続きを進めておきましょう。
手続きには数週間かかることもあるので、始めようと決めたタイミングで、早めに管轄の警察署へ相談しておくのがおすすめです。
許可を取得したあとは、プレートの掲示も義務付けられているので、あわせて用意しておきましょう。

売上・在庫を記録する管理表
仕入れ値、販売価格、利益を記録しておく管理表も、道具と同じくらい大切な準備のひとつです。
紙のノートでもGoogleスプレッドシートでも構いませんが、数字を残しておくことで、どのジャンルが利益を出しやすいのか、季節ごとの傾向はどうかといったことが見えてきます。
記録せずに続けていると、実は赤字になっている月があったことに気づかない、ということも起こりがちです。
確定申告の際にもそのまま役立つので、早いうちから記録する習慣をつけておきましょう。
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古着せどりに関するよくある質問
最後に、古着せどりに関するよくある質問を紹介します。
Q. 道具を揃える初期費用はどれくらいかかりますか?
A. 必須アイテムだけであれば、3,000~5,000円前後で一通り揃えることができます。
滑らないハンガーが数本と、梱包資材、巻き尺程度であれば、それほど大きな出費にはなりません。
まずは、最低限のところから始めてみましょう。
慣れてきて出品数が増えてきたタイミングで、便利グッズを少しずつ買い足していく形であれば、家計への負担も抑えられます。
Q. スマホのカメラ性能は気にしたほうがいいですか?
A. できれば意識しておきたいポイントです。
古いスマホだと、写真がぼやけたり色味が正しく伝わらなかったりすることがあります。
買い替えるほどではなくても、明るい場所で撮影する、レンズを拭いてから撮るなど、今のスマホでできる工夫から試してみてください。
それだけでも写真の見え方はかなり変わってきます。
Q. 道具を揃える順番に決まりはありますか?
A. 明確な決まりはありませんが、撮影に関わる道具から揃えるのがおすすめです。
写真の見え方は売れ行きに直結する部分なので、最初に滑らないハンガーと撮影背景を用意し、その後に梱包・発送に関わる道具を揃えていくとスムーズです。
それ以外の道具は在庫が増えてから取り入れても間に合います。
Q. 収納スペースが少ない部屋でも古着せどりはできますか?
A. 大丈夫です。最初から大きなハンガーラックを用意する必要はなく、衣装ケースを2〜3個用意するだけでも始められます。
在庫が増えてきたタイミングで、収納方法を見直していけば問題ありません。
無理に広いスペースを確保しようとすると片付け途中で挫折してしまうので、今ある環境でできる範囲から始めてみましょう。
まとめ
古着せどりに必要な道具は、意外と身近なところで揃えられるものがほとんどです。
まずは、滑らないハンガーや撮影背景・梱包資材といった必須アイテムから揃えてみてください。
使っていくうちに「ここが不便だな」と感じる部分が出てきたら、その都度、他のアイテムを取り入れればOKです。
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