タイでカエルの置物を¥8,000で買いそうになった話〜商売の基本はどこの国でも共通〜

こんにちは、あやのです。

先日ベトナムとタイに仕事で行ってきたのですが、

タイでカエルの置物をかなり高くで売りつけられまして、

これは絶対記事にしたい!と思ったので書いていきます笑

商売の基本、そして商品を売るにはどうすればいいのか?

このあたりはebay輸出にも通ずるところがありますので、
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

では、ここから書いていきます。

『ベトナムの会合で、あやのさんプレゼンしてきなよ〜』
『僕の知り合いいるからさ、なんとかなるよ😊』

知り合いの経営者から突然このようなことを言われ、

そして二つ返事で行ってみます〜!って伝えたのがすべての始まりでした。

もともとかなりビビリで、
目立ちたくないタイプの人間ですが(これは今でも)

とりあえずやったことないことには何でもチャレンジ、
そしてフッ軽で動く。

これをモットーにしてしまったため、
行くという選択しかありませんでした笑

自分の性格とは真逆のモットーですが、
挑戦しなければ成功はないですし、

上手くいく人は爆速で行動をしてるので、それをなぞってる感じですね。

結果、これキツイな〜と感じることもありますが、上手くいくことも増え、

そして、『あれやっておきゃよかったなー』っていう後悔がなくなりました。

ってことで、
今回も急遽旅をすることになったのですが

タイで、まさかのぼったくり案件に遭遇しました。

夜ご飯を食べていた時のこと。

ケロッケロッ

ケロッケロッ

後ろから近づいてくるカエルの鳴き声。

なーんかやばそうな感じするなあー。

でも気になるなあー。

と思い、振り返ると、

カエルの置物や、

ミサンガ的なもの、

を売り歩いてる人と目が合いました。

しまった、、笑

完全にターゲットにされました。

タイの繁華街で夜ご飯を食べたのですが、

このあたりはいろんなものを売っている人がいまして。

今回のようにカエルの置物を売っている人もいれば、

かっこいいライターのようなものを売っている人がいたり。

現地の特産品を売っている人や、

クロックスの靴を売っている人など。

みんなそれぞれ商品を持ちながら、

営業に回っていました。

カエルの置物を見せられながら、

これいる?と多分50回くらいは聞かれたと思います。笑

いる?

ノー🙅‍♀️

いるよね?

ノー🙅‍♀️

これこんなに安いんだよ、177バーツ(約800円)だよ

ノー🙅‍♀️

ひたすらこんなやりとりが続き、

さすがに疲れてきまして、

まあ800円なら買ってもいいかなあ〜と思い、

Ok。買うよー

って伝えたところ、

びっくりするようなことが起きました。笑

ありがとう、

1777バーツね(約8,000円)

、、、、。

え??笑

なんて?

もう一回金額教えてください

ん?1777バーツよ。

いやいやいやいや!

さっき177バーツって言ってたやん!!!

購入する姿勢を見せた瞬間に、

値段が爆上がりしました笑

1777バーツやったらいらんよー

え?買うって言ったよね?

ケロッケロッ

いや、いらないです

買うよね?

ノー!!!!!!!🙅‍♀️

ご飯食べながら、

こんなやりとりをひたすら繰り返したわけですが。

ふと、気づいたことがあります。

私たちがそんなやりとりを繰り返している後ろで、

タイのゾウが書かれた服が爆売れしてたんですよね。

全く売り込みしてないのに、です。

こんな服ですね。

↓↓

キッズサイズとかあって、

親子でお揃いとかめっちゃ可愛いです。

価格は100バーツ(約450円)くらい。

必死に売り込んでるのに全く売れないカエルと、

売り込まなくてもするする売れていく服。

何が違うんだろうかと分析してみたのですが、

大きなポイントは3つだと思います。

・需要(そもそも必要ないものは売れない)

・差別化(タイならではのものを売る。)

・価格(顧客が買いやすい価格帯に設定する)

(そして、勝手に価格を引き上げない。顧客に対して誠実な対応をする。笑)

これはebay輸出にも言えることで、

需要がなければ売れないんです。

例えば、私の場合ですと、

ebay輸出をスタートした頃、山ほどこけしを売っていました。

こけしショップを作っていた黒歴史です。

この記事に詳しく買いてます

↓↓

その時はセンスも経験もないのに、

自分の直感だけを頼りに(データを見ればよかったのに)

これは売れそう!ってびびっときたものを出品してたんです。

でも、結局大事なのって、

“それを必要とするお客さんが、海外にどれだけいるのか?”

でして、

なのである程度顧客の母数は必要です。

めちゃくちゃマニアックな商品に対して、

熱烈なファンがいることもありますが、

それは販売に慣れてきてからチャレンジしましょう。

最初からマニアックなところを攻めすぎると、昔の私のように時間だけを無駄にしてしまいます。

で、その上で差別化するってことも大事です。

今回はカエルの置物を買わないか?と営業されたのですが、

“どこの国でも買えそう”

って思ってしまったんですよね。

そう思われてしまった時点でマイナスで、

やはりどこかで他の商品と差別化をする必要があります。

・スタバの○○店限定品、とか

・北海道でしか買えない!とか

ebayの場合だと、

・私のお店で買うとオマケが付いてくる

・早く手に入る

・まとめ買いしたらクーポンが使える

などなど、

いろいろ工夫することができるのですが、

これをできるかどうかって、

今回のカエルの置物の件だけでなく、

ebay輸出でも、他の商売でも同じことなんです。

私の生徒さんで、

カスタマー対応をめちゃくちゃ丁寧にされている方がいます。

お客さんに対する返答スピードも早く、いつも丁寧。

オマケもつけて、綺麗に梱包して商品を届けてくれる。

これだけでお客さんの反応や印象って全く変わってくるんです。

価格設定ももちろん大事でして、

今回私は謎にカエルの値段を釣り上げられたわけですが笑

やはり、

まずはお客さんが納得する価格で提示することが大事です。

私がこの価格で売りたいから、

というのも大事ですが、

利益0円よりは

100円でも利益が出た方がいいですよね。

欲張るのではなく、

まずはお客さんのことを思って価格設定をしてみましょう。

そうすると、

徐々に商品が売れてきます。

今回私は結局カエルの置物を買わなかったわけですが、

なぜ売れる商品と、売れない商品があるのか。

このあたりはすべての商売に通ずるんだなといい勉強になりました。

ゾウの可愛い置物だったらもう少し興味持ったのに。

なんて思いながら、

旅の思い出の振り返り&ビジネス的な視点で今回はブログを書いてみました。

他にも戦争のことを学んだり、

よくわからん草を食べたり、

実弾射撃体験してみたり、

結構刺激的な旅だったので、

またブログ書きます。

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