【2025年最新】仕事や副業でもすぐ使える!行動心理学×マーケティングの活用術17選

あやの
あやの
こんにちは、あやのです!

「副業に行動心理学を取り入れてみたい」

「行動心理学に興味はあるけど、どんなものがある?」と悩んでいませんか?

「行動心理学」と聞くと、少し難しそうな印象を受けるかもしれません。

しかし、実は私たちが日々の生活の中で自然と使っている「心の動き」を読み解く、とても身近な考え方です。

うさぎ
誰かに物を紹介したり、サービスを買ってもらいたいときには、この心理学の力がとても役立つよ。

本記事では、専門知識がなくてもすぐに実践できる「行動心理学×マーケティング」のテクニックを、17個に厳選して紹介します。

それぞれの心理効果が、どのようにビジネスに活用できるか、実際の例を交えてわかりやすく解説していきます。

「売り込まなくても自然に買ってもらえる」そんな仕組みを作るために、今日から行動心理学を取り入れてみてくださいね。

目次

Contents

行動心理学とマーケティングの相性が良い理由

マーケティングとは、「どうすれば相手に興味を持ってもらい、商品やサービスを選んでもらえるか」を考えることです。

あやの
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それはつまり「人の心の動き=心理」を理解することでもあります。

行動心理学は、人がなぜそういう行動をとるのか、どんなきっかけで動くのかを明らかにする学問です。

そのため、マーケティングと行動心理学は、まさに切っても切れない関係にあります。

「買うか買わないか」「クリックするかしないか」などの判断も、すべて人の心理から生まれています。

だからこそ、人の「心のクセ」を知っておけば、自然に選ばれやすくなる仕掛けができるのです。

購買行動モデルとは?心理効果との違い

マーケティングでは「AIDMA」や「AISAS」といった購買行動モデルがよく使われます。

花子
なんだか、難しい用語ですね…。

「AIDMA」や「AISAS」は、消費者が商品を知ってから購入するまでの流れを段階的に示したものです。

たとえば、AIDMAモデルは以下のような流れを表しています。

  • Attention(注目)

  • Interest(興味)

  • Desire(欲求)

  • Memory(記憶)

  • Action(行動)

行動心理学は、各ステップの「心の動き」にアプローチします。

たとえば、「興味を持たせる」ためにカリギュラ効果を使ったり、「購入を後押しする」ために返報性の原則を使ったりと、より具体的に人の気持ちに働きかける手法なのです。

あやの
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「カリギュラ効果」や「返報性の原則」については、あとで詳しく解説するので安心してください。

副業で心理学が効果的なワケ

副業で集客をしたり、商品を売るときには、限られた時間と情報の中で「いかに相手の心を動かすか」がカギになります。

大企業のように大規模な広告予算がなくても、行動心理学を使えば、小さな工夫で大きな成果を生み出すことが可能です。

たとえば、SNSの投稿にひと工夫するだけでクリック率が上がったり、プロフィールの書き方を少し変えるだけで信頼感が増したりするのです。

「売り込まなくても売れる」「自分のファンが増える」そんな流れをつくるために、行動心理学はとても強力なツールになります。

誰でも実践できる!マーケティングに役立つ心理効果17選

マーケティングに役立つ、心理効果17選は以下のとおり。

  • カリギュラ効果

  • プロスペクト理論

  • ハロー効果

  • バーナム効果

  • カクテルパーティ効果

  • バンドワゴン効果

  • スノッブ効果

  • アンダードッグ効果

  • アンカリング効果

  • ディドロ効果

  • ザイオンス効果

  • ウィンザー効果

  • 松竹梅の法則

  • ヴェブレン効果

  • 返報性の原則

  • テンション・リダクション効果

  • シャルパンティエ効果

聞いたことがない言葉ばかりだと思いますが、それぞれ詳しく解説します。

あやの
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ぜひ参考にしてくださいね!

1. カリギュラ効果|「見せない」ことで興味を引く

カリギュラ効果とは、「ダメと言われると、かえって気になる」心理効果を指します。

たとえば「絶対に見ないでください」という言葉や、モザイクのかかった画像など禁止されると興味をかき立てられるのが人間の心理です。

副業でブログやSNSを運営している場合、「この話は一部の人にしかオススメできません」といった表現を使うと、読者の関心を集めやすくなります。また、「期間限定」や「先着〇名様」なども、制限すれば「今見ておかなきゃ」と思わせる効果があります。

カリギュラ効果を使えば、内容そのものを見せる前に「気にさせる」ことができるため、集客において非常に効果的です。

2. プロスペクト理論|「損したくない」気持ちを刺激する

プロスペクト理論は、人は「得をすること」より「損をしたくない気持ち」のほうが強く働く、という心理効果です。

たとえば「1,000円得します」よりも「今逃すと1,000円損します」と言われた方が、行動を起こしやすくなります

この心理は、副業の集客にもすぐ活かせます。
たとえば「今日中に登録しないと特典が消えます」「先着〇名で割引終了」といった表現は、「今やらなきゃ損かも」と思わせ、反応率を高められるでしょう。

ただし、焦らせすぎると不信感につながる場合もあるため、信頼関係を構築したうえで活用するのがコツです。

無料特典や返金保証を付けると、リスクが軽く感じられて、購入や申し込みの後押しになります。

3. ハロー効果|「権威」や「見た目」がイメージを引っ張る

ハロー効果とは、一部の目立った特徴が全体の印象に影響を与える心理です。

たとえば、オシャレなデザインのサイトを見ると「内容も信用できそう」と感じたり、有名人が使っている商品を見ると「質が良さそう」と思ったりするのがハロー効果です。

副業でも、プロフィール写真をプロっぽく整えたり、「◯◯フォロワー達成」「◯◯で紹介されました」と記載するだけで信頼感がアップします。

実績が少ない場合でも、丁寧な見せ方や信頼できる誰かの推薦を載せれば効果は十分に得られます

4. バーナム効果|「あなたのことです」と思わせる共感術

バーナム効果は、誰にでも当てはまる内容を「自分のこと」と感じる心理です。

「あなたは今、不安を感じていませんか?」といった問いかけが代表的な例です。

副業においては、ブログやLP(ランディングページ)で「こんなお悩みありませんか?」と書くことで、読者は「自分のことをわかってくれている」と感じ、読み進めてくれる可能性が高まります。

共感から信頼へとつなげる第一歩になる心理効果です。

5. カクテルパーティ効果|名前を呼ぶだけで反応が変わる

カクテルパーティ効果は、多くの情報の中から「自分に関係あるもの」だけを無意識に選んで聞き取る心理です。

たとえば、「騒がしい場所でも自分の名前ははっきり聞こえた」なんて経験をしたことはありませんか?

副業で使うなら、「30代女性のあなたへ」や「副業初心者の方に」といった呼びかけを文章に入れると、相手に「これは自分向けの情報だ」と感じてもらえます。

SNSや広告、LPでの冒頭に入れるだけで、反応率アップにつながります。

6. バンドワゴン効果|「みんなやってる」は最強の後押し

バンドワゴン効果は、流行っている・人気があると、人は安心して飛びつきやすいという心理です。

たとえば、「売上No.1」「ユーザー10万人突破」と書かれていると、つい信用してしまいますよね。

副業でも、「◯人が利用中」「SNSで話題沸騰」「今週人気記事TOP3」などと数字や人気を強調すると、信頼感と期待感が生まれます。

実績が少ない場合でも、「〇件突破!」など、具体的な数値を出すと効果的です。

7. スノッブ効果|「人と違う」が価値になる

スノッブ効果は、「みんなが使っているから」ではなく、「他と違うからこそ欲しい」と思う心理です。

たとえば、限定商品や一点物に惹かれる感情がこれです。

副業では、「他にはないサービス」「私だけの視点」「特別な方法」など、希少性や独自性を伝えることで差別化が可能です。

デザインテンプレートの販売で「和風×女性向け」など、ニッチを狙うことで価値を高められます。

8. アンダードッグ効果|「弱者」を応援したくなる気持ち

アンダードッグ効果とは、不利な立場の人や挑戦者を応援したくなる心理です。

たとえば「個人でゼロから始めました」と言われると、応援したくなりませんか

副業を始めたばかりの人こそ、この効果は強みになります。

「子育ての合間に」「副業ゼロスタート」など、自分のストーリーを正直に伝えることで共感と信頼を得やすくなります。

完璧を演じるよりも「人間らしさ」が響く時代です。

9. アンカリング効果|最初の数字が印象を決める

アンカリング効果とは、最初に提示された情報(数字など)が、その後の判断に強く影響する心理です。

「通常価格9,800円→今だけ4,980円」と表示されたとき、高くてもお得に感じるのはそのためです。

副業でも、「定価◯円相当」「1時間あたり1万円の価値」など、比較基準を先に見せることで商品の価値を高められます。

価格の見せ方ひとつで、成約率は大きく変わります

10. ディドロ効果|ひとつ新調したら全部変えたくなる

ディドロ効果は、何か新しいものを購入したときに、それに合う他のものも欲しくなる心理です。

家具を買い替えたら、カーテンやラグも揃えたくなる…そんな感覚です。

副業では、関連商品をセットで提案すると効果的です。

たとえば「SNSテンプレート」と一緒に「投稿例付きの原稿」や「Canvaでの編集ガイド」などを組み合わせると、購入率が上がります

まとめ買いやシリーズ展開に活用しやすい心理です。

11. ザイオンス効果|接するほど好きになる

ザイオンス効果(単純接触効果)は、何度も目にするものに好感を持ちやすくなる心理です。

最初は興味がなくても、繰り返し接触するうちに自然と親しみが湧いてきます

副業では、定期的なSNS投稿やメルマガ、LINE配信などを活用して接触回数を増やすのがポイントです。

「しつこい」と思われない程度の頻度と、価値ある内容を届け続けることで、ファン化が進みやすくなります。

12. ウィンザー効果|「第三者の声」が信頼を生む

ウィンザー効果は、本人からの言葉より、第三者からの意見のほうが信頼されやすい心理です。

「〇〇さんが褒めてたよ」と他人から聞くと、より信じたくなるものです。

副業では、口コミやレビュー・お客様の声を積極的に活用することで信頼性を高められます。

SNSの引用、スクショの掲載、アンケート結果なども効果的です。

匿名でもリアルな声があることで、安心してあなたの商品やサービスを選んでもらえます。

13. 松竹梅の法則|人は「真ん中」を選びやすい

松竹梅の法則とは、3つの選択肢があると、人は中間のものを選びやすいという心理です。

「高すぎず、安すぎず、ちょうどよい」が選ばれる傾向にあります。

副業では、商品プランを「エントリー・スタンダード・プレミアム」のように3段階で設定し、もっとも売りたいプランを真ん中に置くと成約率が高くなります。

価格だけでなく、機能やサービス内容でも応用できる心理です。

14. ヴェブレン効果|「高いから欲しい」もある

ヴェブレン効果は、高価なものに価値を感じたり、自慢したくなる心理です。

たとえば、高級ブランドのバッグや時計を持っていると、それだけで「成功している人」に見られます

副業でも、高価格帯の商品やプレミアムサービスを用意することで、「選ばれる理由」や「特別感」を演出できます。

「◯名限定」「プライベートレッスン」など、高価格に見合った体験を伝えれば、高単価商品でも購入につながりますよ。

15. 返報性の原則|与えれば、返ってくる

返報性の原則は、「もらったら返したくなる」という心理です。

たとえば、無料サンプルをもらったら、お返しに買ってみようかなと思うことがあります。

副業でも、「無料プレゼント」「お役立ちPDF配布」「相談だけでもOK」など、まずは相手に価値を提供することで信頼を得やすくなります。

「まずはこちらをお受け取りください」という姿勢は、押し売り感をなくし、自然な導線を作ってくれます。

16. テンション・リダクション効果|決断後にゆるむ心を狙う

テンション・リダクション効果は、重要な決断をしたあとは緊張が緩み、つい追加の選択をしてしまいやすい心理です。

たとえば、高額商品を買った後に「これも一緒にいかがですか?」と言われると、つい買ってしまうことがあります。

副業では、商品購入後の「アップセル(追加商品)提案」が有効です。

「特別価格で◯日以内に追加購入可能」など、購入直後のタイミングで次の行動を促すと、スムーズな売上アップにつながります。

17. シャルパンティエ効果|「軽く見せる」数字の魔法

シャルパンティエ効果は、同じ数字でも「見せ方」によって感じ方が変わる心理です。

たとえば「月3,000円」よりも「1日たった100円」と言われたほうが、安く感じるのがこの効果です。

副業では、料金表記を工夫することで、お金のハードルを下げることができます。

「月額1,500円→1日50円」「コーヒー1杯分で学べる副業スキル」など、身近なイメージに置き換えると、負担感がグッと減ります

副業に役立つ心理効果の使い方

ここまで紹介してきた心理効果や心理原則は、「知っているだけ」では効果を発揮しません

実際に使ってこそ、あなたの副業で集客力や売上が大きく変わっていきます

心理学をどう実践的に活かせばよいかを、解説するので参考にしてください。

1. SNS投稿・ブログでの心理効果の活かし方

SNSやブログは、第一印象で「読む・読まない」「買う・買わない」がほぼ決まります

そこで重要なのが、「キャッチコピー」と「共感の呼びかけ」です。

あやの
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SNS投稿・ブログで活用できる行動心理は、」以下のとおりです。
  • カリギュラ効果:「これは一部の人にしか見せられません」と書けば興味を引けます
  • バーナム効果:「こんなことで悩んでいませんか?」と問いかけ「まさに自分だ」と思わせる
  • ウィンザー効果:フォロワーの声や実績を添えると信頼性もアップ

2. 商品販売ページ・サービスLPでの心理効果の活かし方

販売ページでは、ユーザーの「購入するか迷っている心」を一歩押す心理効果が重要です。

あやの
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たとえば以下のとおりです。

  • プロスペクト理論:「今だけの割引を見逃すと損」と伝える

  • 松竹梅の法則:「一番売れている“中間プラン”を選ばせる」

  • テンション・リダクション効果:「購入後におすすめ商品を提示」

また、アンカリング効果を使って「本来10,000円→今だけ5,000円」と価格の印象を調整したり、希少性で「残り3枠限定」と伝えるのも非常に有効です。

3. アフィリエイト・情報発信型ビジネスでの使い方

情報発信型の副業では、「信用してもらえるかどうか」が命です。

あやの
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そこで効果的なのが以下の方法です。

  • 返報性の原則:役立つ情報を先に渡し、信頼関係を築く

  • ザイオンス効果:人柄を感じさせるプロフィールや投稿

「まずは無料プレゼントから」「使ってよかったらこちらもおすすめ」といった流れで、自然とファンやリピーターを増やすことができます。

まとめ

行動心理学は、一見すると難しそうに見えるかもしれませんが、実は私たちの日常に深く関わっている「人間のクセ」を言語化したものです。

うまく活用すれば、誰でも集客力や売上をアップさせることが可能になります。

本記事では、マーケティングに活用できる心理効果17選を紹介しました。

行動心理を把握しておけば、小さな工夫が成果に直結しやすいというメリットがあります。

あやの
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たとえば、以下のとおりです。

  • 見ないで」と言われると気になってしまう(カリギュラ効果)

  • 「今逃すと損しそう」と行動を促される(プロスペクト理論)

  • 「みんな使ってるなら安心」と感じる(バンドワゴン効果)

上記の心理は、誰にでも自然に働くものです。

難しいテクニックを覚えなくても、「人の気持ちに寄り添う」だけで、十分に効果を発揮してくれます。

最初は1つか2つでも構いません。

実際に使ってみて、「これ、反応がいいな」と感じたものを少しずつ増やしていきましょう。

小さな積み重ねが、あなたの副業を支える大きな力になるはずです。

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